ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 8

ドラフト候補の紹介、8回目。

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50から、ブロンコスが指名するかもしれない選手を確認しています。 

今回は、24位のDTダロン・ペイン、25位のCジェームス・ダニエルズ、26位のDTテイヴン・ブライアンです。 

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft - NFL.com

 

 

24位 DT ダロン・ペイン

DT Da'Ron Payne, 6-2 4/8, 311, Alabama

パワフルなランストップDTで、パスラッシュの伸びしろもある。ラン守備では、スタンスから飛び出し、素早く両手を突いて、シングル・ブロックの相手を押し込む。さらに素早いスラップとスイム・ムーブを使ってプレイを妨害する。ダブル・チームの相手に対してもよく耐え、とても大きな横の守備範囲がある。パスラッシュでは、素早い発進はあるものの、その後のプランを成長させる必要がある。プレッシャーの多くはスイム・ムーブによるものである。カウンター・ムーブを向上させる必要がある。彼の努力は素晴らしい。全体として、今はラン守備で活躍できる選手。近い将来、ずっと良いパスラッシャーになれるだけの運動能力とパワーがある。

 

1巡20位~くらいの予想が多いようで、ブロンコスがトレードダウンした場合の指名候補としても名前が挙がっていますね。

 

 

25位 C ジェームス・ダニエルズ

C James Daniels, 6-3 3/8, 306, Iowa

とてもアスレチックでテクニックのあるセンター。ラン攻撃では、リーチ・ブロックやセカンドレベルのブロックにおいて極めてクイックかつ効果的。足のポジションを変えながら、両手を使って相手に付いていく能力には感心した。パスプロでは、素晴らしい膝の柔らかさとバランスでプレイする。両手を素早く突き出し、パワーのある相手に対してアンカーを固定することも、カウンターに対して方向を変えることもできる。とても意識が高い。私が過去5年間に評価してきたセンターの中でもっとも優れた選手のひとり。

 

腕の長さは33 6/8インチ。1巡下位から2巡くらいの評価でしょうか。アイオワ大学ということで、ゾーンブロックの選手ですね。大学ではレフトタックルも経験しているようです。

 

 

26位 DT テイヴン・ブライアン

DT Taven Bryan, 6-5, 291, Florida

とてもアスレチックで激しい守備タックル。パスラッシュでは、素晴らしい発進がある。スタンスから飛び出し、印象的なプッシュとブル・ムーブでプレッシャーを与える。正しい手の位置をしている時は、その傑出したパワーでポケットをプッシュできる。もっと手の動きを学ぶ必要はあるが、彼にはまだ未熟なツールがあり、成長すればプロで素晴らしいインテリア・パスラッシャーになれる。ラン守備では一貫性がない。プレイする時の身体が高すぎて、アングル・ブロックではプレッシャーに対抗するのに苦戦し、ボールの位置を見失う。スラントしてギャップに突っ込む時にもっとも活躍できる。まだ未完成の選手だが、プロボウル級の特性があり、一流のインテリア・パスラッシャーになれるかもしれない。

 

サイズの割に、腕の長さが32 6/8インチと短いようです。1巡下位から2巡くらいの評価かなと思います。白人の守備ラインで、その激しいプレイスタイルから、J.J.ワットと呼ばれたりしているようです。

 

 

サイズはコンバインの数字です。