ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

第13週 ドルフィンズ戦

第13週、アウェイのドルフィンズ戦です。

 

 

結果は、9対35で惨敗。

攻撃はFGの3点のみで、インターセプト3個(ピック6)とセーフティーを献上して9失点。3rdダウンは1回しか更新できず、2ポイント狙いも当たり前のように失敗。

スペシャルチームもパントブロック、ファンブルロストからのセーフティーなどのミスを連発。おまけにオンサイドキックを失敗した後、大差で相手にオンサイドキックを決められる始末。

守備はターンオーバーを2個奪いましたが、最後はキレたかのようにビックプレイをやられて失点。

目を覆いたくなるような内容でした・・・

 

  Q1 Q2 Q3 Q4  
DEN(3-8) 0 3 6 0 9
MIA(5-6) 2 14 10 9 35

 

 

前半

攻撃はミスだらけ。WRサンダースが捕れず宙に跳ねたボールをINTされる。さらに自陣5ヤードからの攻撃でスナップが高く、QBシーミアンがTDを防ぐためにボールを外に出してセーフティーをとられる。

攻撃は2本のパスで攻め込むもゴール前で止まりFGに終わる。守備はパスで攻め込まれ、最後はTEジュリアス・トーマスにTDレシーブ(Sウィル・パークスがカバー)を決められる。さらにシーミアンがピック6を投げて失点。CBクリス・ハリスが見事なINTを決めるが、反撃はパントに終わる。

 

後半

パントをブロックされ、自陣内で相手に攻撃権を奪われる。しかし、守備はCBブラッドリー・ロビーがファンブルを誘発させてボールを奪い返す。さらに守備はSジャスティン・シモンズがINTリターンTDを決める(2ポイント狙いは失敗)

DENのオンサイドキックは失敗。そこから守備が42ヤードの一発TDランを決められてしまう。シーミアンのパスはDLにチップされ、3個目のINTをやられる。守備は速攻でTDを決められ24点差になるが、MIAはオンサイドキックを蹴って成功させる。パントリターンでWRマッケンジーがファンブルしセーフティーを奪われる。終了。

 

採点

攻撃 F / 守備 B / ST F / コーチ F / ドラフト順位 A

 

 

試合ノート 
  • 5連敗 対 7連敗(結果は5連敗の大勝)
  • アウェイのマイアミ戦は2011年以来(ティーボウで勝利)
  • 2年目RGコナー・マクガバン(リアリーの代役)が先発
  • NTザック・カー、CBブラッドリー・ロビー(タリブの代役)が先発
  • 新人WRマッケンジーがパントリターナーに復帰

 

 

QBトレバー・シーミアン

19/41回(46.3%)、200ヤード、0TD、3INT、Rate 30.5

ひさしぶりの先発となりましたが、3個のインターセプトを投げて、ピック6の失点も食らい、今季ワーストのレイティング30.5という成績に終わりました。

パス精度が悪く、自信を失ったような弱腰なプレイぶりが目立ち、ラッシュが迫ると腰が引けて、レシーバーが捕れないようなパスを投げ捨ててしまう。2ポイント狙いでも高いパスを投げ捨てて、勝負にいかなかったのには失望しました。

消極的なプレイぶりなのにターンオーバーが多いという、救いのないパフォーマンス。パクストン・リンチは怪我しているので、今後もシーミアンが先発することになりますが、さすがにもう無理かなと感じました。

 

 

目立っていた選手
  • RB C.J.アンダーソン(15回 67ヤード)
  • DLシェルビー・ハリス(1サック)
  • OLBボン・ミラー(0.5サック)
  • OLBシャック・バレット
  • CBクリス・ハリス(1INT)
  • CBブラッドリー・ロビー(1FF)

 

酷かった
  • QBトレバー・シーミアン
  • WRデマリアス・トーマス
  • スペシャルチーム
  • PRのWRマッケンジーが今季6個目のファンブル
  • パントブロックされた
  • オンサイドキックを決められた
  • HCバンス・ジョセフの無策ぶり
  • フィールドポジション(攻撃の開始位置)
  • 攻撃の反則
  • 攻撃の3rdダウン成功率(1/13)
  • INT3個、セーフティー2個

 

 

HCヴァンス・ジョセフ

おそらく解雇は決定的になったのかなと思います。味方のミスやターンオーバーが続くと表情がこわばり、アジャストすることもできず、そのまま無策にやられ続けていますね。

この試合でも、大差で相手にオンサイドキックを決められて表情が固まっていましたし、最後は残り3秒で無駄なタイムアウトを取ったり、残念ながらコーチの器ではないと感じます。選手からの支持は厚いようですが、遅かれ早かれ解雇されるだろうと予想してます(すぐの解雇はないという報道は出ていますが)

 

 

今シーズンのブロンコス
  • 第1Q終了時に負けている時 0勝5敗
  • 第2Q終了時に負けている時 0勝7敗
  • 第3Q終了時に負けている時 0勝8敗
  • 相手に先制された試合 0勝6敗

 

デンバーポストの記事にあったデータですが、この試合もそのままの結果になってしまいました…(これでアウェイも0勝6敗)

 

 

ドラフト順位(第13週終了時点)
  1. ブラウンズ 0-12(.539)
  2. ジャイアンツ 2-10(.493)
  3. 49ers 2-10(.500)
  4. ブロンコス 3-9(.517)
  5. コルツ 3-9(.521)
  6. ベアーズ 3-9(.587)
  7. バッカニアーズ 4-8(.528)

*カッコ内はスケジュール強度です。

 

 

 

チームがこういう状態なので、ドラフト順位のことを考えれば、無理に勝たなくてもいいのは分かっているんですけど、それでもこんな夢も希望もない負け試合を見せられるのは悲しいですね…