ブロンコスのフリーエージェント(仮)を確認してみたいと思います。
今回は攻撃選手です。
黄色はUFA、オレンジはRFA、青はERFAになります。
オフェンスは、QB問題がオフの重要課題になりますね。
あとはRBヒルマン、そして攻撃ラインが気になるところでしょうか。
控え QB ブロック・オスワイラー(UFA)
2012年の2巡指名。2015年は7試合に先発、実質4勝2敗、10TD、6INT、レイティング86.4を記録。2016年の先発候補で、本人もチームも再契約に前向きのようですが金額しだいでしょうか。平均10~12ミリオンくらいの契約が予想されているようです。
もしオスワイラーと再契約できなかった(しなかった)場合には、FAやドラフトで来シーズンの先発QBを探すことになりますね(RG3?)
先発/控え RB ロニー・ヒルマン(UFA)
2012年の3巡指名。24歳。2015年は10試合に先発して863ヤード、7TDを記録。それほど高くはならないという予想もあるようですが、再契約は微妙でしょうか。
もう1人の先発RB C.J.アンダーソン(720ヤード5TD)はRFAなので残留するとしても、RBはドラフトなどで新戦力を補強することになりそうです。
控え WR アンドレ・コールドウェル(UFA)
控え WR ジョーダン・ノーウッド(UFA)
8年目のコールドウェルは10回72ヤード、6年目のノーウッドは22回207ヤードを記録してパントリターンもやりました。この2人には、これ以上の活躍は期待できない感じがします。ここは質も層もアップグレードが必要ですね。
控え TE バーノン・デービス(UFA)
シーズン途中にトレードで獲得した32歳。9試合で20回201ヤード(TDなし)と、期待したほどの活躍はできませんでした。ただ、33歳の先発TE オーウェン・ダニエルズは年齢的に引退も考えると語っていましたし、TEは一気に薄くなる恐れがあります。
開幕前に1年3.25ミリオンで契約した34歳。怪我がありながらも12試合に先発して、最初は苦戦しましたけど、その後は最後まで活躍してくれました。年齢的にも今後のことはまだ決めていないようですが、チームは期待の2年目マックス・ガルシアを起用するプランかもしれませんね。
先発 OT ライアン・ハリス(UFA)
先発LT ライアン・クレイディが怪我した後に、1年0.92ミリオンで契約した30歳のベテラン。満足できるレベルではなかったかもしれませんが、RTとLTで全試合に先発して最後まで頑張ってくれました。
控えOT タイラー・ポロンバス(30歳)も1年契約のベテランですね。どちらも無理に再契約する感じではなさそうです。
その他
先発 QB ペイトン・マニング
あと1年契約が残っていますが、来シーズンもチームにいる可能性はまず無いと考えられます。カットするとキャップを19ミリオン節約できます。現地3月9日に来シーズンの契約が確定するため、それまでに去就(引退)を決めることになりますね。
先発 RG ルイス・バスケス
3年間先発している28歳。4年23.5ミリオン契約の最終年を迎えます。カットするとキャップを5.5ミリオンほど節約できます。どちらかと言うとパワータイプの選手なので、クービアックのシステムに合わないという指摘もありますね。
先発 LT ライアン・クレイディ
5年52.5ミリオン契約の4年目を迎えます。カットするとキャップを約9ミリオン節約できます。マイク・シャナハン時代の1巡指名選手で、クービアックのシステムにも合うと言われていますが、2013年と2015年を怪我で全休してしまいました。
本人は契約見直しで残留を希望しているようですが、怪我してからはパフォーマンスの低下も指摘されていますね。最低でも契約見直しは必須になります。
少し前にあったMHSの記事によると(正式な数字ではありませんが)、ブロンコスは2016年のサラリーキャップに8.9ミリオンほどの余裕があると計算されていました。
これにマニングの19ミリオン分を足すと、上位51人キャップで、27.9ミリオンの余裕があるということになります。
いろいろやらないと、まだ足りないですかねえ。