第13週 チャージャース戦の感想
結果は17対3、同地区対戦を勝利することができました。
欠場
- 先 QB Peyton Manning (足)
- 控 QB Christian Ponder
- 控 WR Jordan Norwood
- 控 C Sam Brenner
- 先 NT Sylvester Williams(足首)
- 先 OLB DeMarcus Ware(背中)
- 先 SS T.J. Ward(足首)
QBマニングは3試合連続、OLBウェアは4試合連続の欠場。N.E戦で怪我したNTウィリアムズとSS ウォードもアウト。先週契約したQBクリポンも登録外。
クエスチョナブルの先発OGバスケス(そけい部)、控えWRファウラー(足首)は登録された。新人CBドスと、再契約したばかりのSブッシュも登録。
チャージャースは、RGフルーカー、LTダンラップらが欠場。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DEN | (9-2) | 14 | 3 | 0 | 0 | 17 | |
S.D | (3-8) | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
前半 17-3
- DEN* TD、パント、パント / FG、終
- S.D パント、FG失敗、INT(被TD) / パント、FG
最初のドライブで先制TDを決める。S.DはFG失敗。LBトレバサンがINTリターンTDを決める。第2QにFG追加。最後にFGを決められ14点差で前半終了。
DENはラン攻撃を中心に進み、守備のターンオー バーでリードを奪った。S.Dは良くも悪くもQBリバースが孤軍奮闘している印象。怪我でRBアンダーソンとTEヴァーノン・デービスが残りアウトになる。
後半 17-3
- DEN FG失敗、INT / パント、パント、パント、終
- S.D* FMB、FMB、パント / パント、G失敗、G失敗
LBボン・ミラーがファンブル誘発&リカバーでボールを奪う。しかし52ヤードFGは失敗。S.DはさらにWRフロイドがファンブルロスト。DEN攻撃はそこからエンドゾーン手前まで攻め込むもINTを喫する。ターンオーバーのチャンスから2回とも無得点に終わる。第4Q残り2分、14点差を追いかけるS.Dはギャンブル失敗。最後もギャンブル失敗で試合終了。
DEN | S.D | |
---|---|---|
トータル | 293 | 272 |
パス | 26 - 159 - 1TD | 35 - 179 - 0TD |
ラン | 39 - 134 - 0TD | 23 - 93 - 0TD |
1st ダウン | 19 | 15 |
3rd ダウン | 6/13 (46%) | 5/14 (35%) |
守備サック | 4 | 1 |
守備INT | 1 | 1 |
ターンオーバー | 1 | 3 |
FG | 1 / 2 | 1 / 2 |
反則 | 3 - 18 | 8 - 72 |
時間 | 32:57 | 27:03 |
QBブロック・オスワイラー
16/26回(61.5%)、166ヤード、1TD、1INT、Rate 76.8
先発3試合目で3連勝。試合開始最初のTDドライブ(8プレイ、76ヤード)はとてもスムーズで良かったですね。オスワイラーに代わってから3試合で2回、最初のドライブでTDを決めているそうです(マニングの時はゼロでしたね)
今年のチャージャース守備はスタッツ的にも良くないので、これはオスワイラーがブレイクするか?とも思ったのですが、その先は続かず。後半はパス10回、ラン21回と無理せず時間を使うオフェンスをやってる感じでした。
個人スタッツは平凡。攻撃の得点も10点だけ。ロングパスの精度はいまいち。エンドゾーン内でのINTもミスでしたけど、試合を壊すようなターンオーバーは無いのが大きいですね(そこが今のマニングとの違いでしょうか)
先発も3試合目ということで、攻撃もどんどんクービアックとオスワイラーの色に染まっているというか、いろいろ新しいことをやっている印象なのですが、アナリストの話なんかだと、そろそろ相手も「オスワイラー対策」をしてくるということなので、その壁を乗り越えて欲しいなと思います。
マニングは練習でパスを投げ始めるそうですけど、このままオスワイラーが結果を出し続けると、どうなるんでしょうね。難しいです…
ラン攻撃
前半でC.J.アンダーソン(7回、42ヤード)が怪我してアウトになり、後半はヒルマンと、3番目のジュワン・トンプソン(8回、27ヤード)も多く出てましたね。
ただ、そのせいか後半はちょっとランがでなくなった感じがしました。たぶん相手守備も、こちらがランで時間を使ってくるのを分かっていたとは思いますけど。CJが次の試合に出れるのか気になりますね。
守備
先発が3人欠場していましたけど、強かったですね。QBリバースにサック4個、パスを202ヤードに抑えました。なんでもドロップバック39回のうち20回でプレッシャーをかけていて、その20回のQBレイティングは14.6だったとか。ESPNによると、この試合はほとんどブリッツしておらず、5回以外はすべて4人ラッシュだったそうです。
ブロンコスも後半は得点できず、最終的なスコアは14点差でしたけど、あまり逆転されるような危機感がなかったのは、守備の活躍のおかげだったと思います。
PFFでは、REマリク・ジャクソン(+8.4)、OLBボン・ミラー(+7.9)、LEデレク・ウルフ(+5.4)、FSダリアン・スチュワート(+3.4)がこの試合のトップ評価になっていて、まさにそのとおりという活躍ぶりでしたね。
なかでもマリク・ジャクソンはかなり目立っていました。クービアックは「この試合のMVPはボン・ミラー」と語っていましたけども、甲乙つけがたいです。
元レイブンズのスチュワートも強烈なタックルを決めていて印象的ですね。このオフに契約した時はどうかなとも思ったんですけど、大成功になりました。問題はマリク、ウルフ、ミラーの3人が揃ってFAになることでしょうか…
良かった
- ILBダニー・トレバサンのピック6(今季チームで5個目)
- OLBボン・ミラーのファンブル誘発&リカバー
- ドラ1のOLBシェーン・レイが1サック(今季3個目)
- 再契約したばかりのSジョシュ・ブッシュがファンブル誘発
- T.J.ウォードの代役SSブルートンが9タックル(しかし怪我)
この試合の怪我人…
- TEヴァーノン・デービス(脳震盪)
- ILBダニー・トレバサン(脳震盪)
- RB C.J.アンダーソン(足首)
- DBオマー・ボールデン(ハム)
- DBデビッド・ブルートン(膝)
ブロンコスは怪我人が大量。特にSの層が薄くなってますね。チャージャースもWRインマンが首、CBフラワーズが膝を怪我して、カートで退場していました。
気になったこと
- アウェイながらオレンジ色&歓声が多かった
- オスワイラーが憧れていた選手はQBリバースだったという話
- この試合も先発RGに新人マックス・ガルシアが入っていた
- WRコールドウェルの出番が増えている感じ
- DEマリク・ジャクソン対OGオーランド・フランクリン
- 3rd&1、オスワイラーのQBスニークで更新
- 3rd&1、同じ形からWRコールドウェルにトスして更新
- Kマクマナスが52ヤードFG失敗(調子落としてるのでしょうか)
- この試合は反則が少なかった(3個)
- QBリバースが左手でパスを投げて反則とられる
- サンディエゴでの試合はこれが最後になるかも?
- ゲームボールはDCウエイド・フィリップスに
- 4番目QBクリスチャン・ポン太を試合後にリリース
ブロンコスは現在AFC2位。残り4試合をすべて勝てば、自力でAFC1位のシードを獲得することができますね。
地区優勝
そして今週、ブロンコスが勝って、チーフスが負ければ、地区優勝が決まります。ブロンコスは残り2勝すれば自力で地区優勝できる計算ですね。
さらに今週、ブロンコスが勝って、ジェッツかスティーラーズが負ければ、プレイオフ進出が決まるようです。
ということで、次はホームのレイダース戦。負けられません!