ブロンコスのデプスチャートが発表されましたので、ちょっと確認してみたいと思います。赤字は新加入の選手、*印はルーキーです。
オフェンスで気になるのは、やはりRBと攻撃ラインでしょうか。
RBは先発のMontee Ballは確定としても、他はまだまだ分からないですね。ドラフト外のJuwan Thompsonはパス攻撃で働ける分リードしているようです。
攻撃ラインは複数のポジションをやれる選手が多いので、デプスチャートは流動的かもしれませんね。2年目のVinston Painterはライトタックルとガードどちらも練習していましたし、ベテランRTのWinston Justiceがレフトタックルになってますけど、レフトタックルに何かあった時はChris Clarkがシフトするのかなと思います。
あとTEはVirgil Greenが2番目で、年俸3ミリオンのJacob Tammeが3番目になってますね。そしてJameson KonzがGerell Robinsonよりも上だったり。
守備ラインは、昨年のドラ1DT Sylvester WilliamsがKevin Vickersonを抜いて先発に。キャンプで名前が挙がっていた、元ドラ2のDT Marvin Austinが2番目に入り、ドラフト外のDE Kenny Anunikeは3番目となってますね。NFL初挑戦のLB Chase Vaughnはライトエンドに。
MLBの先発は予想どおりNate Irvingでした。期待の新人Lamin Barrowは2番目から。新加入のLB Jamar Chaneyはミドルかと思ったらウィークサイドですね。イーグルスではMLBで先発していて、ポジションを変えていたようですけど。
DBでは復活のS Quinton Carterが2番目。怪我せずに活躍してくれると層が厚くなりそうです。キャンプで目立っていたCB Louis YoungやJerome Murphyは、ここから上がってくるのか注目ですね。
パントリターンはWes Welkerになってますけど、空気の薄いデンバーでは、オフェンスのすぐ後にリターンもやるのはより大変らしいので、実際にはJordan Norwoodと、Isaiah Burseが本命争いなのかもしれませんね。(というかWelkerのリターンは危なっかしいですよね・・・)
ついでに最近契約していた選手の紹介を。
69番 DE Will Pericak 6-3 300 1st
地元コロラド大学出身。2013年レイブンズのドラフト外FA選手。チャージャーズとジャガーズのPS契約を経て、今年5月ブロンコスのルーキーキャンプでトライアウトを受けていました。
コロラド大学記録の全49試合に先発。通算207タックル、7.5サック、19ロス・タックル、5ファンブル・フォース、3回のキック・ブロックを記録。昨年のプロデイでは体重296ポンドで40ヤード5.07秒と5.18秒、ベンチプレス24回など。15歳の時に(QBジェイ・カトラーと同じ)1型糖尿病を発症し、フットボールの試合でも血糖値をチェックしながらプレイしてきたそうです。
60番 DL Cody Larsen 6-4 300 1st
2013年レイブンズのドラフト外FA選手。昨年はPS契約で、オフェンスのガードに入って練習していたようですが、今年5月に解雇されていました。サザン・ユタ大学では先発42試合(出場44試合)で、通算130タックル、18.5サックを記録。プロデイでは40ヤード5.06秒、ベンチプレス40回。
8番 K Mitch Ewald 5-10 176 R
インディアナ大学出身のドラフト外FA選手。大学通算48試合で、フィールドゴール53回のうち48回(80.3%)成功。同大学でFG数(53回)、FG成功率(80.3%)、エクストラポイント(161)の記録を更新しています。