第7週、アウェーでのコルツ戦が行われました。
第1Q
DEN: マニングからWRデッカーへの17ヤードTDパス (7-0)
IND: 27ヤードのフィールドゴール成功 (7-3)
DEN: リターナーのWRホリデイがファンブル・ロスト
IND: ラックからWRダリアス・ヘイワード・ベイへの11ヤードTDパス (7-10)
第2Q
DEN: マニングからTEトーマスへの12ヤードTDパス (14-10)
IND: LBロバート・マシスがセーフティー (14-12)
IND: ラックからFBスタンリー・ハビリへの20ヤードTDパス (14-19)
IND: ラックからTEコーディ・フリーナーへの8ヤードTDパス (14-26)
第3Q
IND: ラックのTDラン (14-33)
DEN: 31ヤードのフィールドゴール成功 (17-33)
第4Q
IND: 52ヤードのフィールドゴール成功 (17-36)
DEN: マニングからWRトーマスへの31ヤードTDパス。2pt失敗 (23-36)
DEN: RBモレノが1ヤードのTDラン (30-36)
DEN: マニングのパスをLBパット・アンジェラーがインターセプト
IND: 42ヤードのフィールドゴール成功 (30-39)
DEN: RBヒルマンがゴール前でファンブルロスト
DEN: 47ヤードのフィールドゴール成功 (33-39)
DEN: オンサイドキック失敗
最大19点差のビハインドから追撃したものの届かず、
残念ながら、33対39の敗戦となりました。 (´・ω・`) マニング…
ペイトン・マニングがブロンコスに移籍してから初となる凱旋試合。試合前にはINDのファンに手を振り、胸に手を当て、うっすらと涙を浮かべているようにも見えました。
試合は第2Qに14対10とリードしてからは、コルツの一方的な流れに。ブロンコスのオフェンスは進まず、ディフェンスも持ちこたえられず、第4Qの猛追も致命的なミスで終わってしまいました。敗因など、ちょっと気になったことを書いてみたいと思います。
マニングの不調
すべてがマニングのせいだとは思わないですけど、ひとり相撲というか、やはり感情的になっていた感じはしました。第2Qにサックされてセーフティーを献上してから、攻撃は3&アウトを連発しました。肝心なところでランが出なかったのも苦しかったですね。
パスは弱くてフラフラしてました。特に長いパスはコントロールもタッチもいまひとつ。レシーバーも激しいマンカバーで苦戦してましたけど、アンダースローも多かったです。
試合後には「たくさんのフラフラなパスを投げたけど、たくさんのフラフラなTDも投げたよ」と答えていたみたいですけど、先週のジャガーズ戦でもヒットされて、コントロールが良くなくて、WRエリック・デッカーが「もっと高めに投げてくれ」と身振りで訴えているシーンもありました。なにか身体的な影響でもあるんでしょうか・・・
とはいえ、これだけミスがあっても33得点。最後は6点差で、ミスがなければ逆転も視野に入るとこまで持っていったのは、さすがにマニングだなという感じでした。
パスプロ
ここまで出来過ぎなくらいに頑張ってたLTクリス・クラークでしたけど、とうとうOLBロバート・マシスにぶち抜かれて2サック。1つはマニングのファンブルからセーフティーになってしまいました。マニングはリリースが速い方ですけど、あのスピードでは無理でしたね。
第4Qでマニングのインターセプトになったプレイも、ラッシュがマニングの腕にかかってやられましたけど、右サイドのラッシュにTEジュリアス・トーマスが押し込まれて抜かれました。解説も「なぜTEトーマスが1対1でブロックしているのか」と疑問を語っていました。
追いかける展開だったので仕方なかったですけど、やっぱりパスプロがしっかりしてないとダメですね。チーフスのタンバ・ハリとか、大丈夫なんでしょうか。
RB ロニー・ヒルマン
第4Q最後、ゴールまで残り2ヤードの場面で致命的なファンブルロスト。いちおう自分でリカバーしていたようにも見えましたけど、判定はターンオーバー。2試合連続のファンブルで、もう無理かなと思いました。来週はドラフト外新人のCJアンダーソンを使うかもしれないですね。しかし、なぜゴール前でヒルマンを使ったのか理解できなかったです。まあRBモレノも3rdダウン1ヤードを更新できないプレイが2回ありましたけど。
WR トリンドン・ホリデイ
パントリターンでファンブルロスト。あとファンブル未遂も1回。元々ポロリの多いリターナーですけどちょっと・・・。第4Qの時間がない時にフェア・キャッチしないで、ボールを転がしたままにして時間を無駄にした判断とか、細かいところも気になりました。
LB ボン・ミラー
QBラックのエスケープがうまくて、サックは届かなかったですけど、プレッシャーはかけてました。ミラーのおかげで失敗になったパスもあったと思いますし、ラン守備でもロスタックルを決めてました。今後に期待ですね。
反則、反則、反則
DTケビン・ビッカーソンは無駄な反則を繰り返しました。第3Qにアンスポーツマンライク~の反則を2回。第4Qにラフィング・ザ・パッサー(微妙でしたけど)の反則.。時間がない時に、コルツの1stダウンを更新させることになったりして、味方の足を引っ張りました・・・
コーナーバック
CBチャンプ・ベイリーがまた怪我をして戻りませんでした。怪我してたところをまたやってしまったのでしょうか。この試合はトニー・カーターもクェンティン・ジャマーも登録されてなくて、CBが薄くなってました。それでもDRCはWR TYヒルトンへのロングパスをはじいたり、新人ケイボン・ウェブスターも先発やれる感じの活躍に見えました。
チャレンジ
試合に勝つとマニングが称賛され、選手が活躍するとGMエルウェイの手腕が評価され、守備が決めるとDCデルリオが褒められ、試合に負けるとHCフォックスが非難される。なんとなくそんな感じですね。
試合に負けた時くらいしか注目されない、ある意味、可哀想なヘッドコーチではあるんですけど、さすがに保守的、消極的すぎる指揮ぶりはちょっと不満でした。
WRデッカーのTD未遂をチャレンジしなかったのはまだ分るとしても、RBヒルマンのファンブルロストを(ヒルマンがリカバーしたと)チャレンジしなかった判断どうだったのか。残り3分ほどで9点差。リスクがあっても、あそこはチャンレンジして、絶対にTDを取らなければいけない場面だと思ったんですけど・・・
追記: 記事などを読むと、ターンオーバーは審判が自動的にレビューするので、ファンブルリカバーのポゼッションに関してはチャレンジすることはできないみたいです。
レギュラーシーズンの連勝記録も17でストップ。マニングのためにも勝ちたいゲームでしたけど、コルツが強かったですね。うーむ、くやしい・・・
それにしてもチーフスの連勝が止まりません。おかげでブロンコスは6勝1敗なのに地区2位・・・。コルツには12月のチーフス戦にも勝ってもらわないと困りますね。