2013年ドラフトの選手紹介。
6人目はパッカーズからもらった6巡指名になります。
6巡5位(全体173番目)
OT ビンストン・ペインター
- 名前: Vinston Eric Painter
- 身長: 6-4
- 体重: 306
- 大学: Virginia Tech
- 年齢: 23歳(1989年11月10日)
- 学年: シニア
- 腕の長さ: 34インチ
- 手の大きさ: 9 7/8インチ
- 40ヤード: 4.95秒
- 10ヤード: 1.73秒
- 20ヤード: 2.78秒
- 20ヤードSS: 4.56秒
- 3-Cone Drill: 7.71秒
- Vert Jump: 30.5インチ
- Broad Jump: 8フィート1インチ
- ベンチプレス: 32回
大学の成績
- 2009年 Virginia Tech 3試合
- 2010年 Virginia Tech 4試合
- 2011年 Virginia Tech 12試合
- 2012年 Virginia Tech 13試合(先発13試合)
評価
概要
高校のフレッシュマンでフットボールを始めた。それまでは同年代と比べて身体が大きすぎて危険なためプレイすることができなかったが、それでも4つ星の有望株として高校の奨学金をオファーされた。
高校では、OLとして(ジュニアとシニアの2回)ファーストチームAll-Tidewaterと、ファーストチームAll-Eastern Districtに選ばれ、DTとしてもセカンド・チームAll-Districtに選ばれている。
大学ではレフトタックルとしてリクルートされたが、すぐDTに移動して2008年はレッドシャツに登録。2009年はガードに転向して数回のスナップを経験した。
2010年は控えライトガードとして4試合に出場。2011年は12試合に出場し、オフェンスで49スナップ、スペシャル・チームで67スナップを経験した。2012年はライトタックルとして全13試合に先発出場している。
2012年のコーチ選出All-ACCチーム。大学オールスター・ゲーム(the Texas versus the Nation game)にも選出されていたが、怪我のリスクを考えて出場を辞退した。
同大学のWR Randall Dunnは従兄弟。
長所と短所
40ヤードは4.95秒、ベンチプレスは32回を記録。数字は素晴らしいが、そのせいで過大評価されているという意見もある。
巨体のわりに動けて、良いファースト・ステップの技術を持っている。相手よりも素早く起動できるので、エッジラッシャーに対応できる。
ランブロッカーとしてもう少し練習が必要。パワーブロッカーになれる機能的な強さは持っているが、もっとタフでミーンにプレイする必要がある。
エッジラッシャーにセカンド・ムーブがあると苦戦する。やられた時に落ち込みがちなので、プロではもっとタフなメンタルが求められる。手強い相手と対した時に諦めてしまうことがある。それが混乱したプレイに繋がって悪循環に陥る。もっと辛抱強さと、失敗を引きずらない術を学ぶ必要がある。
とてもバーサタイルで、アウトサイドのライトタックルと、インサイドのガードどちらも守れる。この特性で出番が早まり、ロスターに残れるかもしれない。
感想
身体能力が高くてバーサタイル、しかしフットボール経験が浅くてテクニックが未熟という、いかにも原石な感じですね。大学でも1年しか先発経験がありませんが、それでも先発した試合の評価は高かったようです。
ベンチプレスで465ポンド(約210キロ)、フロント・スクワットで485ポンド(約220キロ)を上げるなど、上半身も下半身も鍛えられていますが、それを試合で活かせるテクニックの向上がこれからの課題になりそうです。
昨年のバージニア工科大学はノーハドル偏重の攻撃をやっていたという話なので、その経験はマニングのシステムでやるにはプラスになりそうですね。
今のところライトタックルをやるみたいですが、ブロンコスは攻撃タックルの層が薄いので、まずはバーサタイルなバックアップとして生き残れそうかなと思います。
引用元: [NFL.com] [CBS Sports] [Bleacher Report]
2013年ドラフト指名選手
- 1巡 DT シルベスター・ウィリアムズ
- 2巡 RB モンティ・ボール
- 3巡 CB ケイボン・ウェブスター
- 5巡 DE クアンテラス・スミス
- 5巡 WR タバレス・キング
- 6巡 OT ビンストン・ペインター
- 7巡 QB ザック・ダイサート
- ブロンコスのドラフト外FA選手