ブロ研 [ブロンコス研究所]

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ドラフト候補 追加3

2021年のNFLドラフト候補を紹介するラスト20回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ150」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

トップ150版の追加選手、下記の2人です。

 

Daniel Jeremiah's top 150 prospects in the 2021 NFL Draft class

 

 

新42位 Edge ペイトン・ターナー

Payton Turner / 身長6-5 体重270 腕35 / Houston / シニア 

でかいエッジラッシャー。2020年はシーズン前に体重を10~15ポンド(約4.5~6.8キロ)減量して動きが良くなった。パスラッシャーとしては一流の発進はないものの、スピードをパワーに変換することができる。私がチェックした試合では、いくどか攻撃タックルを走り抜けていた。強い手で衝撃を与え、最初のコンタクトでは足を動かし続けてブロッカーを揺さぶり、相手から離れてプレイを決める。柔軟性やルーズさのあるアスリートではなく、持ち前の強さとパワーに頼っている。ラン守備では簡単にエッジをセットする。まだ改善すべき点は多々あるが、彼のサイズとパワーの組み合わせは育成候補として魅力的だ。

 

高校では膝の怪我でシニア・シーズンの大半を欠場したそうですが、大学では1年目から控えで11試合に出場しています。2年目の2018年は開幕戦から11試合に先発。しかし、足の怪我でシーズンエンドになりました。

2019年は12試合に先発して34タックル、8ロスタックル、4.0サックを記録。2020年はBANDIT(DEとOLBのハイブリット的な役割)で4試合に先発。5試合で10.5ロスタックル、5.0サックを決めていますが、手と膝の怪我およびコ口ナ陽性で2試合を欠場しました。

大きな4-3守備エンドで、サイズの割に動けるという評価ですね。3年間の先発経験があり、安定して成績を残していますが、怪我歴は少し気になるかもしれません。2日目予想 

 

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新49位 S ジェボン・ホランド

Jevon Holland / 身長6-1 体重207 / Oregon / ジュニア 

理想的なサイズ、流動性、ボールスキルを備えている。後ろを守る守備範囲はあるが、アンダーニース(手前)を巡回する時にもっとも活躍できる。スロットをカバーしたり、タイトエンドとマッチアップするだけの機敏さがある。素早くレーンに迫り、タックルの激しさもある。ボールを認識する優れた能力があり、頼れる手もある。全体として、どんなスキームにもフィットするスキルセットを備えており、すぐに先発できるはずだ。

 

カナダ生まれ。父親はカナディアン・フットボールで長くプレイしており、49ersの練習生だったこともあるそうです。

2018年は1年目のフレッシュマンながら13試合に出場。先発したのは2試合だけでしたが、チームでトップの5INTを記録しています。

2019年は全14試合に先発して66タックル、チームトップの4INT、1つのリターンTDを決める活躍でジム・ソーブ賞(最優秀DB賞)のセミファイナリストにも選ばれ、パントリターンでも全米10位となる244ヤードを稼ぎました。2020年はオプトアウトして1年間休んでいます。

長距離のスピードにはやや懸念があり、守備範囲もそこまで広くないという指摘もありますが、2年間で9個のINTを決めているボールスキルがあり、いろいろやれるスキームの万能性は魅力ですね。2日目くらいの予想が多いです。 

 

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さて、いよいよ今週はNFLドラフトが開催されます!

スケジュール(日本時間)は下記のとおりです。

  • 4月30日(金) AM 9:00~ 1日目(1巡指名)
  • 5月1日(土) AM 8:00~ 2日目(2巡と3巡指名)
  • 5月2日(日) AM 1:00~ 3日目(4巡~7巡指名)

 

1日目は日テレジータスで朝9時から生中継番組があります。

DAZNでも3日間配信されるようです。

日程や放送時間は各サイトを確認お願いします。

 

 

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ドラフト候補トップ150の一覧 2021