ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 50

デンバーポストのMark Kiszla氏がファンの質問に答えている記事。

第7週、惨敗したチーフス戦の後。今回は質問が多かったです。

 

 

 

もしあなたがボスなら、今シーズン終了後もGMのジョン・エルウェイをキープする? それとも解雇する? 亡くなった前オーナーのパット・ボウレンならどうしただろう? 

 

ブロンコスエルウェイと別れるべきか?

今このチームの本部には象がいる(誰もが認識している大きな問題があるが、皆それに触れたがらず無視しているという意味らしいです)

このオフにエルウェイが行った補強、ベテランのDT ジュレル・ケイシー、CB A. J. ボイエーといった契約は、チームが今すぐ勝つモードであることを示していた。

現在の成績は2勝4敗であるが、このチームはまだ(今年から1枠増えた)プレイオフの可能性があると信じている。

次のチャージャーズ戦、その後のファルコンズ戦は勝てない相手ではない。どちらも勝利すれば、4勝4敗の五分まで成績を戻すことができる。

しかし、もしこの2試合に連敗してしまったら、エルウェイは去るべきだという論調が地元で激化するだろう。

いつものように言わせてもらえれば「ブロンコスエルウェイ抜きでは3個のスーパーボウルリングを獲得することはできなかった」

さらに過去の発言を付け加えさせてもらえれば、私は「もしパット・ボウレン氏が存命だったら、昨シーズン後にエルウェイの解任を真剣に考慮していただろう」とも思っている。

しかし、私は警告したい。このチームのオーナーシップは(後妻の娘が新オーナーになることを前妻の娘派が反対している問題で)不透明になっており、裁判による解決はシーズン後になるまで待たなければならない。故パット・ボウレンの遺族による争いによって、フロント・オフィスに大きな変更を行うことは難しくなるかもしれない。

オーナーシップの不透明さが、エルウェイの将来に影響するか?

オーナーシップの問題はチームのビジネスすべてに影響する。そして、それは好ましいことではない。

 

  

地元ラジオ局のSandy Clough氏が「QBドリュー・ロックは退化している」と発言していた。同意する?

 

私もこの数週間、ロックの進歩に疑いを感じているところだった。彼のような賢い人物から同じ意見を聞けたのは良かった。

 

 

ブロンコスのオフェンス問題はどれが大きいだろう?

  1. OCパット・シャーマーのシチュエーションを無視したプレイコー
  2. QBロックは自信はあるが、NFLでやれるスキルがない
  3. RBメルビン・ゴードンは二流であることが露呈した

 

この夏、私はGMエルウェイから新OCのシャーマーまで、チームいる全員に質問して回った。

新型コロナの影響で練習が制限されているシーズンに、これだけ若い攻撃選手たちが新たに入ってきて、新しいオフェンス・システムを学ぼうとするのは問題の原因になるのではないか。少なくともシーズン序盤は苦戦することになるのではないか。

私はドラフトの1巡でWRジェリー・ジューディを指名したことを喜んだ。今も彼を応援しているし、彼も才能の片鱗を見せている。しかし、QBロックとOCシャーマーはまだ彼を活かしきれていないように見える。

数か月前、私はRBメルビン・ゴードンと2年18ミリオンの契約をしたのは大金の無駄遣いだと発言し批判されたが、今は仲間も増えているだろう。

QBドリュー・ロックにはガン(銃)がある。しかし、彼のフィールドにおける本能の欠如は気にかかるし、チェックダウンのパスを投げようとしないのは腹が立つ。

ロックは能力のあるNFLのQBだ。しかし、エルウェイが彼をドラフトした時から、ロックがNFLのレベルでスペシャルな存在になれるかどうか、私には確信が持てなかった。最近の苦戦ぶりで私の疑いは大きくなっている。

ロックには今シーズンまだ成長する時間がたくさん残っている。私やあなたを感心させ、エルウェイを安心させる時間もまだある。

 

 

今のブロンコスにはスパーク(活気)が感じられない。コーチに問題があるのだろうか。HCヴィック・ファンジオはサイドラインでじっと睨むばかりで何も言わない。ヘッドコーチを変えるべきだと思う?

 

このチームはQBが次々と変わっており、HCファンジオはそれに耐えている。そして、それはGMエルウェイの責任であって、コーチの責任ではない。

これだけQBが安定しなければ、たとえ攻撃の天才であるシャナハン親子でも成功することは難しいだろう。

ファンジオはヘッドコーチとして相応しいか?

彼は良い人物で、素晴らしい守備コーディネーターだ。

しかし、ブロンコスが6勝10敗より悪い成績に終わったら(たとえ、それがファンジオを悩ませる悪運のせいだったとしても)チームが彼を残せるとは考えにくい。

 

 

次のヘッドコーチ候補に心当たりはある?

 

地元感情としては(元コロラド大学のRBだった)チーフスの攻撃コーディネーターをやっているエリック・ビエネミーは候補になるだろう。

しかし、多くの人が望んでいる人物の名前を挙げてみよう。オクラホマ大学のヘッドコーチである37歳のリンカーン・ライリーはQBの育成に定評があるようだ。

 

 

QBロックはサイドラインへの5~7ヤードのパスを投げようとせず、密集しているダウンフィールドにばかりパスを投げていた。何度も同じ過ちを繰り返すなら、なぜOCシャーマーを呼んだのだろう? 

 

ロックはしばしば(ボールがスナップされる前から)ディープに投げようと決めているように見えた。そして、たとえディープがカバーされていたり、手前でオープンになっているレシーバーがいても、その考えを変えようとはしなかった。

思うに、これはOCパット・シャーマーの欠点と言うよりは、若いQBの未熟さによるものだろう。

 

 

ブロンコスは怪我人も多いし、またトップ5のドラフト指名権を獲得しそうだ。残りのスケジュールを見ると、あと2勝しかできない気がする。

 

シーズン前、ブロンコスは7勝9敗のチームだと予想していた。

OLB ボン・ミラーが怪我した後、6勝10敗あたりに下方修正した。

WR コートランド・サットンを失って、さらに5勝11敗に下方修正し、長期的にチームの将来を見れば4勝12敗でトップ5の指名権を得る方が良いのではないかと考えた。

今のところ、ブロンコスと次に対戦するチャージャーズファルコンズにはそこまで差はないと感じている。ブロンコスは2連勝できるかもしれないが、個人的には1勝1敗になる可能性の方が高いと予想している。

なので、現時点では6勝10敗になると予想している。

 

 

 

 

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