ブロ研 [ブロンコス研究所]

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7巡a WR タイリー・クリーブランド

補償ピックの7巡ひとつ目。

フロリダ大学のWR タイリー・クリーブランドを指名! 

 

 

今年のドラフトは1巡と2巡でレシーバーを連続指名するサイプライズがあったので、もうひとり7巡で3人目を指名するとは思わなかったですね(さらにドラフト外でも2人と契約しています)

現在ロスターにはルーキー5人も含めて13人のレシーバーが登録されており、コートランド・サットン、ジェリー・ジューディー、K. J. ハムラーが確定だとすると、残り10人で3枠を争う計算になります。クリーブランドロスターに残れるとしたら、スペシャルチームでの貢献がカギになりそうです。

 

 

7巡38位(全体252位)

WR タイリー・クリーブランド

Tyrie Cleveland / 身長6-2 体重205 / Florida / 22歳 シニア

ヒューストンの高校ではスター・レシーバーと評価されてたが、フロリダ大学では期待されたほどの活躍はできなかった。十分な手と、確かなショートエリアの運動能力を備えているものの、爆発力や競り合いのキャッチを決めるフィジカルは欠いている。彼のサイズは長所であり、スペシャルチームでの奮闘はロスター(あるいは練習生)に残るための重要な要素になるかもしれない。6~7巡評価。

 

2016年:11試合に出場し、4試合に先発。

2017年:10試合に出場し、8試合に先発。チームでトップの410ヤードを記録。

2018年:全12試合に先発。ピーチボウルは肩の怪我で欠場。

2019年:13試合に出場し、2試合に先発。 

 

高校ではシニアの年に46回982ヤード14TDを記録。パントリターンで1TD、キックリターンでも2TDを決めている。 

2017年のテネシー大学戦では試合残り0秒で63ヤードのヘイルメアリーTDパスをキャッチして勝利を決めている。

2019年はレシーバーの層が厚かったため、主に控えで出場した。

2019年はキックリターンで5回124ヤード(平均24.8)を記録。2017年にはキックリターンで5回118ヤード(平均23.6)を記録している。

大学ではスペシャルチームのガンナー(Gunner)も経験しており、2019年は3タックルを決めている。

サイズとスピードがある。長い腕がある(32 7/8インチ)。頼れる手がある。スペシャルチームで貢献できる。

大学での実績がない。ルートでの爆発力がない。アウトサイドで脅威になれる長距離のスピードはない。

大学での実績がないのは、QBが安定していなかったせいもある。

4年間で46試合に出場し、計26試合に先発している。

40ヤード4.46秒(WR13位)。ベンチプレス13回。立ち幅跳び126インチ(10位T)。垂直飛び39.5インチ(7位)

 

 

  試合 Rec Yards Avg Long TD
2016 11 14 298 21.3 98 2
2017 10 22 410 18.6 63 2
2018 12 18 212 11.8 38 3
2019 13 25 351 14.0 36 1
  46 79 1,271 16.1   8

 

 

 

指名評価

 

B+ Walter Football

高校卒業時には多くの称賛を受けていたが、フロリダ大学ではその期待に応えられなかった。しかし彼は優れたアスリートなので、ドラフト終わりの7巡指名で試してみる価値はある。

 

C- Chris Trapasso(CBS Sports

彼もまた(運動能力の数字は良いのに)フロリダ大学で活躍できなかったレシーバーのひとりである。優れたサイズがある。大学ではすべてのルートを走っている。いくらかキャッチ後のぬるぬるとした捕まりにくさがある。ブロンコスのWRは混雑している。

 

要改善 Mike Tanier(Bleacher Report

サイズとスピードのある選手だが、フロリダ大学では2019年に25キャッチ、通算でも79キャッチしかしていない。コンバインでは優れた数字を記録しており、それらしくは見えたが、似たような資質を持つレシーバーでもっと大学で実績を残している選手は他にもいた。

  

 

 

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