ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

3巡a CB マイケル・オージェイムーディア

3個ある3巡指名の1個目。

最初にアイオワ大学のCBマイケル・オージェイムーディアを指名しています。

 

 

ブロンコスはCBがニーズだったので、3巡までに指名されるのは予想されていましたが、この指名はややリーチということで評価が分かれていますね。

身長が高く、40ヤードを4.45秒で走るスピードがある。ゾーンの理解がある。タックルできる。腕も長い。即先発ではないかもしれませんが、HCヴィック・ファンジオの守備にフィットするタイプだと思います。

 

 

3巡13位(全体77位)

CB マイケル・オージェイムーディア

Michael Ojemudia / 身長6-1 体重200 / Iowa / 22歳 RSシニア

サイズ、長さ、ボールに対してプレイできるポテンシャルは魅力的だが、試合テープではフットボール本能、仕留める爆発力、オフカバレッジでチャレンジする姿勢が欠けている。カバー2の守備でチームが望むほどのフィジカルさはないが、プレスヘビーなスキームならレシーバーとの距離が近くなり、長さを活かせるかもしれない。天性のボールホークになれる資質は見せていないが、コンバインの数字は良かったので、育成候補として下位で指名されるかもしれない。 指名予想:4~5巡

 

2015年: レッドシャツに登録。

2016年: 全13試合に出場。

2017年: CBで3試合に先発。

2018年: 全13試合に出場。7試合に先発。

2019年: 12試合に先発。怪我で1試合を欠場。APのAll-Big Ten(2nd Team)に選出。

 

高校ではLBとTEだった。地元ミシガンの大学からは奨学金がもらえず、いくつかの大学からアイオワ大学を選んだ。

兄のマリオは2015年までミシガン大学でプレイし、2017年はXリーグノジマ相模原ライズに所属していた。

4年間で51試合に出場。22試合に先発。過去2年間で6個のINTを決めている。

大学では主にゾーンカバーをやっていた。プレスカバーは115回のスナップしか経験していない。

サイズ、身体能力に優れている。腕が長い(32 1/4インチ)

ボディコントロールやバランス、ボールを追跡する能力は平均以下。

シニアボウルやコンバインで評価を上げた。

コンバインでは40ヤード4.45秒(CB9位)、3コーン6.87秒(2位)、20Ydシャトル4.21秒(6位)、垂直飛び36インチ(11位)、立ち幅跳び122インチを記録。

 

 

  試合 TKL TFL Sack INT PD FF FR
2016 13 5 0 0 0 1 0 0
2017 13 29 0 0 0 1 0 0
2018 13 39 0.5 0 3 9 0 0
2019 12 52 1 0 3 12 0 1
51 125 1.5 0 6 23 0 1

TKL=タックル、TFL=ロスタックル、PD=パス防御、FF=ファンブル誘発、FR=同リカバー

 

 

指名評価 

 

A- Mike Tanier(Bleacher Report

長所: 長さ、アンダーニーズのカバー

短所: 転換のクイックネス

CBオージェイムーディアはシニアボウル(シニア選手のオールスター戦)で気に入った選手のひとりだった。今年は高評価のレシーバーが揃っていたため、シニアボウルでは多くのCBが苦戦していた。しかし、オージェイムーディアは1対1のドリルでレシーバーたちに張り付き、一貫して彼らを苦しめていた。

彼の試合テープにはそれほどの一貫性はなかった。走り出す時の機敏さはあまり見られず(シニアボウルでは頑丈でフィジカルに見えたのに)シーズン中の試合ではしばしばブロッカーに捕まっていた。それでも、シニアボウルでの1週間の練習は、試合テープよりも大きな印象を与えた。

彼には確かな先発になれるだけの資質が揃っている。ブロンコスは(近年のドラフトやFA補強により)そこまで多くのニーズはなかったので、これは良い指名になった。 

 

A- Chris Trapasso(CBS Sports

優れた長さ、スピード、機敏さがあり、オフ・カバレッジでプレイを決めることができる。新人年からインパクトのある先発になれる。ルートを素早く読む。ダウンフィールドで相手にぴったりと張り付く名人ではない。しかし、ブロンコスにはCBブイエーがいるので、1番目のCBになる必要はない。

 

C Eric Edholm(Yahoo Sports

長いフレームがあり、セーフティもプレイできる多様性がある上昇中の選手。ボールへの嗅覚がかなりあり、アイオワ大学でも確かな選手だった。願わくば、プロでもフットボール本能を成長させ続け、そのうち優れたゾーンの守備選手になれるかもしれない。

 

D+ Steven Ruiz(For The Win

CBオージェイムーディアの試合テープは迫力に欠けており、3巡とはいえこの指名はリーチだった。コンバインでは立派な数字を記録しているが、試合テープにはそれらが見られない。

 

D Walter Football

ブロンコスは切実にCBを必要としていたが、だからと言ってこのリーチ指名の言い訳にはならない。CBオージェイムーディアは5巡くらいに評価していた選手なので、なぜここで指名したのか理解不能だ。少なくともリーチ指名するために(いくつかのチームがやったように)トレードアップしなかっただけマシだった。

 

 

 

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