ブロ研 [ブロンコス研究所]

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ドラフト候補 追加 2

2020年のNFLドラフト候補を紹介する18回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」、その2.0版で新たにランクインしているドラフト候補4人の評価を確認します。

 

2.0版の追加選手編、下位の2人です。

  • 新38位 Edge イートア・グロス・マトス(ペン州立)
  • 新40位 OT ジョシュア・ジョーンズ(ヒューストン)
  • 新42位 TE コール・クメット(ノートルダム
  • 新43位 S カイル・ダガー(レノア・ライン)

 

Daniel Jeremiah's Top 50: 2020 NFL Draft prospect rankings 2.0 - NFL.com

 

 

新42位 TE コール・クメット

Cole Kmet / 身長6-5 6/8 体重262 / ノートルダム大学 / ジュニア

このポジションとしては理想的な体格をしている。大学ではインライン(攻撃ラインの横)とフレックス(スロットなど)でプレイしていた。パス攻撃では良いスピードがあり、シーム(守備の隙間)で相手に大きなダメージを与える。大きな身体を使って壁を作り、密集でボールをつかみ取る(ジョージア大学戦を参照)。ルートのトップにおいては完成されておらず複雑さもない。QBに向かって戻るのではなく、前に動き続けている時にもっとも活躍できる。キャッチ後はとてもフィジカルだが、細かい動きや捕まりにくさはあまりない。ラン攻撃ではアタックのポイントで効果的にシールドして遮断し、セカンドレベルに上がるアングルも良い。大学では野球の抑え投手もやっていたが、これからはフットボールに専念することで大きく成長できるだろう。ダイナミックな選手ではないものの、もっと強くなれる。頼れる先発として長く活躍できるはずだ。

 

2019年はキャンプで鎖骨を骨折して開幕2試合を欠場。11試合に先発して45回、515ヤード、6TDを記録しています。

1年目の2017年から13試合に出場しており、シーズン後の2月からは野球でも30試合に登板して8セーブを記録しています。2018年は控えで11試合に出場し、野球では8試合に登板しています。2019年まではたいして活躍できず、フットボールを諦めて野球をやるか悩んでいた時期もあったそうです。

父と叔父もNFLでプレイしており、DTだった父の Frank Kmetは1992年にビルズから4巡で指名されています。

叔父の Jeff ZgoninaもDTとして1993年にスティーラーズから7巡で指名され、NFLで7チームを渡り歩いて17シーズンを過ごし2009年で引退。その後はコーチに転身し、現在はレッドスキンズでアシスタントDLコーチをやっています。

腕長33インチ。40ヤード4.7秒。2巡評価

 

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新43位 S カイル・ダガー

Kyle Dugger / 身長6-0 7/8 体重217 / Lenoir-Rhyne / シニア

爆発力のあるセーフティ。このポジションとしては筋肉のついた分厚い体格をしており、素晴らしいプレイ・スピードがある。大学ではディープ・ハーフ、ディープ・ミドル、ボックス、スロット、あちこちに位置している。スクリーメージ近くにいる時にもっとも活躍できる。素早く守備を読み分類し埋め、テープではいくつか大きなヒットを決めている。素晴らしい横の守備範囲があり、良いボールスキルがある。優れたリターナーでもある。いくつかのチームは彼をWLB(ウィークサイドのLB)として見る一方で、他のチームはストロング・セーフティとして見るだろう。彼はどちらのポジションでも優れた先発になれると思う。スペシャルチームでもすぐにインパクトをもたらすだろう。

 

レノア・ラインはノースカロライナ州にある私立大学で、ディビジョンII(2部リーグ)に所属しています。

2019年は手の怪我により7試合のみ先発して、31タックル、2個のINT、4回のパス防御を記録。パントリターンでも12回で175ヤード2TDと活躍し、Cliff Harris賞(下部リーグの守備MVP)を受賞しています。

1年目の2014年はレッドシャツ。2015年は10試合に先発。2016年は開幕戦で怪我して終了。2017年は10試合で87タックルを記録。2018年は14試合に出場してDBとパントリターンで活躍。5年間で計45試合に出場し、通算で10個のINT、6個のパントリターンTDを記録しています。

優れたサイズと運動能力があり、コンバインでトップ級の数字を出して評価を上げていますが、プロではLBをやるという声もあり、高いレベルでどれだけやれるかが課題になりそうです。

腕長32 7/8インチ。40ヤード4.49秒。1~2巡評価 

 

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トップ50の2.0版でランクインした4選手の紹介は以上になります。

すでに3.0版も更新されていて、新たな選手も追加されていますが、もうすぐFA契約が解禁されますので、そちらが一息ついてから紹介する予定です。

 

 

その他の選手紹介はこちら

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