NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第15週、アウェイのチーフス戦。
ブロンコス(5-8)は今週も番狂わせをやってくれるのか?
対するチーフス(9-4)はプレイオフのシード順位をかけて戦う。
ブロンコスのパス攻撃
QBドリュー・ロックはデビューから2連勝。ブロンコスの新人QBとしては、ジョン・エルウェイ以来2人目となる快挙だ。
ファンは「もしロックが開幕から先発していたらどんな結果になっていただろう」と思っているに違いない。先週のテキサンズ戦でも3TDを決めており、レイティング136.0を記録している。
しかし、今週対戦するセカンダリーは、テキサンズよりもタフな相手になる。
チーフスのパス守備
チーフスのパス守備は、先週のペイトリオッツ戦でQBトム・ブレイディをパス169ヤード、レイティング63.3に抑えている。
いや、ペイトリオッツのパス攻撃は今シーズンずっと苦戦しているぞ。あなたはそう言いたいかもしれない。
しかし、チーフスのパス守備は、相手QBのレイティング84.7(6位)、1試合平均227.2ヤードの喪失(12位)と、これまでほとんどの試合で優秀だった。
チーフスのラン守備
一方で今シーズンのラン守備は、1回平均で5.1ヤード(30位)、1試合平均で137.7ヤード(28位)を喪失している。 先週はペイトリオッツもランが出ていた。
ブロンコスのラン攻撃
ブロンコスのラン攻撃は、1回平均4.2ヤード(20位)、1試合平均で106.9ヤード(15位)と真ん中あたりの数字になっている。
だが、RBフィリップ・リンジーと仲間たちでランを出すことができれば、チーフスのQBパトリック・マホームズの出場時間を減らすことができる。この戦法でいくつかのチームはチーフスに勝利している。
チーフスのパス攻撃
そのマホームズが率いるパス攻撃は(すごかった昨年と比べると)まだいまいち噛み合っていない。
先週はペイトリオッツに勝利こそしたものの、マホームズは1TD、1INTという内容だった。QBレイティングも3試合連続で85以下になっている。
昨年はレイティングが85以下だったのは1試合しかなかったが、今シーズンはすでに4試合目だ。そして、今週も楽な相手ではない。
ブロンコスのパス守備
あまり評価こそされていないが、ブロンコスもパス守備は優秀だ。
今シーズンは相手QBのレイティング87.5(13位)、1試合平均で215.9ヤードの喪失(6位)という数字になっている。
先週はテキサンズのQBデショーン・ワットソンも(大量にリードされて追いかける展開となり)、292ヤード、1TD、2INT、レイティング63.1と苦戦していた。
もしブロンコスが今週も早くからリードできれば、面白い試合になるかもしれない。
はたして、QBドリュー・ロックはデビューから3連勝できるのか?
あるいは、QBパトリック・マホームズがこの試合で強いオフェンスの復活をアピールするのか?
予想
アダム・ランク K.C 24-14
モーリス・ジョーンズ・ドリュー K.C 27-20
コリーン・ウルフ K.C 21-13
The only #Broncos quarterbacks to have won in Arrowhead in December are John Elway (1994), Kyle Orton (2009), and Peyton Manning (2013). Denver is 3-17 all-time in Kansas City in December. #Chiefs
— MileHighReport (@MileHighReport) 2019年12月11日
1-0 in January games, though.😏
12月のアローヘッドで勝利しているブロンコスのQBは、1994年のジョン・エルウェイ、2009年のカイル・オートン、2013年のペイトン・マニングのみ。
12月の対戦成績は3勝17敗。ただし1月は1勝0敗(1997年シーズンのプレイオフ)