NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第11週、アウェイのバイキングス戦。
ブロンコス(3-6)はBYE明けで休養充分。ロードに出る。
バイキングス(7-3)も自信満々で待ち構えている。
バイキングスのパス攻撃
QBカーク・カズンズは(口にこそ出してはいないが)自分のプレイぶりに満足しているはずだ。多くの地元ファンは気がついていないようだが、カズンズはなかなか見事な数字を残している。今シーズンは18TD、3INT、QBレイティング112.0の成績だ。
バイキングスのパス攻撃も十二分に機能している。レイティングはリーグ2位、平均ヤードも2位、パス成功率は6位になっている。
ブロンコスのパス守備
しかし、カズンズにとってブロンコスのパス守備は手強いチャンレンジになるだろう。今シーズンのパス守備は、1試合平均で202.2ヤード(4位)しか喪失しておらず、相手QBのレイティングもわずか83.3(7位)に抑えている。
ブロンコスのラン守備
一方でラン守備はどうだろうか。1回平均4.0ヤードの喪失はリーグで10位の成績だ。しかし、バイキングスにはリーグ1位のRBダルビン・クックがいる。
バイキングスのラン守備
バイキングスもラン守備は優秀だ。先週はカウボーイズのラン攻撃を22回、50ヤード、平均2.3ヤードに抑えている。カウボーイズのRBエゼキエル・エリオットは47ヤード、平均2.4ヤードしか走ることができず、最長ランは6ヤードだった。
このラン守備はブロンコス戦でもカギになるだろう。
ブロンコスのラン攻撃
なぜなら、ブロンコスのラン攻撃は1回平均4.3ヤード(15位)、1試合平均で111.9ヤード(16位)を記録している。RBフィリップ・リンジーに限れば、計584ヤード、5TD、平均で4.9ヤードを走っている。
ブロンコスのパス攻撃
仮にラン攻撃がパープル・ピープル・イーターズ(バイキングの守備)のフロント7に苦戦したとしても、ブロンコスにはまだ無敗の若きQB(先発1試合)がいる。
QBブランドン・アレンは初先発のブラウンズ戦で12/20回、193ヤード、2TD、QBレイティング125.6の活躍だった。
ブロンコスのパスプロ
しかし、ブロンコスの攻撃ラインは、この若いQBを守ることができるだろうか。今シーズンは計30サックをやられており、これはリーグ25位の数字だ。
バイキングスのパスラッシュ
一方でバイキングスのパスラッシュは計29サックを記録しており、これはリーグ7位の成績になる。エバーソン・グリフィンは6サック、ダニエル・ハンターはチームトップの8.5サックを記録している。
バイキングスのパスラッシュが若いQBブランドン・アレンを苦しめてミスを誘発させるのか? それともアレンは無傷の2連勝となるのか?
予想
ダニエル・ジェレマイア MIN 24-14
アダム・ランク MIN 27-14
モーリス・ジョーンズ・ドリュー MIN 34-27