NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第9週、ホームのブラウンズ戦。
ブラウンズ(2-5)は東地区から西地区へのロード連戦になる。
ブロンコス(2-6)はそれを迎え撃つ。
どちらのチームも勝利に飢えている。
ブラウンズのパス攻撃
QBベイカー・メイフィールドは2年目のスランプに陥っている。今年はリーグ最多12個のINTを投げており、パス攻撃は先週(ペイトリオッツ戦)も200ヤード以下に抑えられてしまった。
今シーズンのパス成功率はリーグ31位、QBレイティングも30位だ。パス攻撃の機能不全がブラウンズのシーズンを台無しにしている。
そして、今週もタフな守備が相手になるだろう。
ブロンコスのパス守備
ブロンコスは先週、コルツのQBジャコビー・ブリセットを4回サックしている。さらにパスを202ヤードに抑え、1つのTDパスも許さなかった。
これは驚くことではない。ブロンコス守備は今シーズン、相手QBをレイティング82.1(5位)に抑えている。
ブロンコスのラン守備
そうなると、ブロンコスにはラン攻撃で対抗すべきだと考えられる。
ブロンコスのラン守備はソフトとまでは言えないが、1回平均で4.1ヤード(12位タイ)走られている。1試合平均では109.8ヤード(18位)の喪失だ。
ブラウンズのラン攻撃
ラン攻撃はブラウンズの強みになっている。RBニック・チャブは1試合平均で105.4ヤードを走っており、これはリーグ1位の数字だ。
先週はペイトリオッツに対して131ヤード(平均6.6ヤード)を走る活躍だったが、残念ながらボールを2回ファンブルしてしまった。彼が最後にファンブルしたのは大学ジュニアの時だった。
しかし、ブラウンズはランの回数が少なく、強みを活かせていないという問題がある。今シーズンはランを158回(27位)しかコールしていない。
これは相手にリードされて追いかける展開が多いという部分もあるが、攻撃のプレイコールにも責任の一端がある。
ブロンコスのラン攻撃
ランで攻めたいのはブロンコスも同じだろう。この対戦でもっとも大きなミスマッチがあるからだ。
ブロンコスのラン攻撃は1回平均で4.2ヤード(15位タイ)を走っており、対するブラウンズのラン守備は1回平均で4.8ヤード(26位タイ)を喪失している。
さらに、ブロンコスは先発QBジョー・フラッコが首の負傷で欠場するため、今週はQBブランドン・アレンが初めて先発するという事情もある。
ブラウンズのパスラッシュ
ブラウンズのパスラッシュは、先週のペイトリオッツ戦でQBトム・ブレイディを3回サックしている。
今シーズンは計22サック(9位タイ)を記録しており、DEマイルズ・ギャレットはリーグ1位タイの10.0サックを決めている。
ブロンコスのパスプロ
先週のコルツ戦で、QBジョー・フラッコは3回サックされた。今シーズンは計27個の被サックをやられており、これはリーグ27位タイの成績になる。
ブロンコスは、リーグ1位のパスラッシャー(DEマイルズ・ギャレット)から、若いQBブランドン・アレンを守ることができるのか?
あるいは、QBベイカー・メイフィールドはチームを勝利に導いて、シーズン後半に突入することができるのか?
予想
モーリス・ジョーンズ・ドリュー CLE 16-13
アダム・ランク CLE 24-7
ダニエル・ジェレマイア CLE 17-14