NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第6週、ホームのタイタンズ戦。
タイタンズ(2勝3敗)はなかなか安定した結果を出せないでいる。
今週も簡単にはいかないだろう。
ブロンコス(1勝4敗)は待望の初勝利をあげた。
タイタンズのパス守備
この試合がまたもや守備合戦になるならば、少なくともタイタンズはその戦い方を知っている。今シーズンの守備は平均15.9失点(5位)、平均332.2ヤードの喪失(9位)と優秀な成績だ。
先週はビルズのQBジョシュ・アレンを計219ヤード、1INTに抑え、4回サックしている。タイタンズのパス守備は今シーズン、相手QBをレイティング89.4に抑えており、計17サックはリーグ4位タイの数字になっている。
タイタンズのラン守備
しかし、ラン守備はそこまで優秀ではない。平均4.4ヤードの喪失は14位タイ、1試合平均104.8ヤードの喪失も14位の成績だ。
ブロンコスのラン攻撃
そこで注目されるのがブロンコスのラン攻撃になる。もっと細かく言うならば、RBフィリップ・リンジーの活躍だ。
リンジーは今シーズン327ヤード、3TD、平均4.7ヤードを記録している。先週のチャージャーズ戦では15回で114ヤード、平均で7.6ヤードの活躍だった。先週は相棒のRBロイス・フリーマンも13回で61ヤード、平均4.7ヤードを走っており、ブロンコスのラン攻撃は準備ができている。
ブロンコスのパス守備
準備ができているといえば、ブロンコスのパス守備も同じだ。先週はQBフィリップ・リバースを圧倒し、1つのTDも許さなかった。さらには2つのINTを奪い、計211ヤード、QBレイティング58.6に抑えている。
ブロンコスのラン守備
先週はラン守備も(復帰したばかりの)RBメルビン・ゴードンを12回で31ヤード、平均2.6ヤードに封じている。
しかし、今シーズンのラン守備は1回平均4.7ヤード(リーグ21位タイ)を喪失しており、開幕からの4試合は先週ほど良い成績ではなかった。
タイタンズのラン攻撃
そうなるとRBデリック・ヘンリーの活躍となるだろうか。ヘンリーは今シーズン388ヤード、4TD、平均4.0ヤードを走っている。
先週はビルズに対して20回で78ヤード、平均3.9ヤードという記録だったが、ブロンコスのフロント7はビルズほどラン守備に強くないので、これ以上の活躍も期待できる。
予想
ダニエル・ジェレマイア DEN 24-21
アダム・ランク DEN 14-10
モーリス・ジョーンズ・ドリュー TEN 21-14
おまけ
ブロンコスは先発CBデバンテ・ボーズビーが怪我人リストに登録されてしまい、急遽ベテランのCBコティ・センサボーと契約していますが、控えがスッカスカなので不安がありますね。
一方で、タイタンズはOLのパスプロに問題を抱えているそうで、今シーズンはすでに22個の被サック(31位)を許しています。出場停止だったLTテイラー・ルワンが先週から復帰していますが、ここは注目ポイントになるかもしれません。