ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 32

デンバーポストのRyan O'Halloran氏がファンの質問に答えている記事。 

ロスターカットに関する質問が多いです。 

 

 

今後もトレードでの補強はあるだろうか?

 

今年は積極的に動いているので、何があっても驚きではない。ロスターカットでは他チームを解雇された選手を6人も獲得している。

とはいえ、選手と選手の交換でもない限り、トレードで選手を獲得する可能性は(他チームを解雇された選手を獲得するのと比べて)少ないだろう。ブロンコスは来年のドラフト1~4巡で5つの指名権を持っている。おそらく、それらはキープしておきたいはずだ。

 

 

ブロンコスはなぜ控えQBケビン・ホーガンを解雇して、QBブランドン・アレン(元ラムズ)を獲得したのだろう? 新加入のアレンはアップグレードになるの? カイル・スローターやブロック・オスワイラーも市場に残っていた。

 

おまけにパクストン・リンチも市場に残ってた。しかし、チームはこれら過去のQBたちとはすでに縁が切れている。

なぜホーガンは解雇されたのか。それは単純に良くなかったからだ。 日曜の会見でGMエルウェイとHCヴィック・ファンジオは「ロスターを向上できるチャンスがあるなら変化を恐れない」と語っていた。

ブランドン・アレンは公式戦の出場経験がない。しかし、チームはOCスキャンガレーロの新しいオフェンスに合うなにかを見出したのだろう。そうでなければ、開幕直前に控えQBを変更しないはずだ。

 

 

ロスターカットでもっとも驚いたのは誰だった? 個人的には地元出身の控えOGサム・ジョーンズ(2018年6巡)が解雇されたのはちょっと驚きだった。

 

ジョーンズの解雇は驚きではなかった。昨年はロスターに残っていたものの、チームは控えC/OGとしてオースティン・シュロットマンをより気に入っていた。ジョーンズはカーディナルスとPS契約している。

 

 

WRディオンテ・スペンサーについて何か知ってる? 彼はブロンコスの問題であるリターンゲームの解決策になるだろうか。

 

スペンサーは日曜にスティーラーズから解雇された後、ブロンコスがウェイバーで獲得した。 開幕マンデーナイトのレイダース戦からすぐに、パントリターナーでデビューする予定だ。

スペンサーは27歳で身長5-9、体重161ポンドと記載されている。NFL公式戦での出場経験はないが、CFL(カナディアン・フットボール)では、191回のパントリターンで平均11.3ヤードを記録している。NFLのプレシーズンでは平均14.7ヤードの数字だった。

彼はチームのリターンゲームを向上させると思う。なにしろ昨年はリーグ最下位だったので、これ以上は悪くなりようがない。それに(リーグは違えども)スペンサーにはこれまで活躍してきた実績がある。

 

 

ドラフト外新人のOLBマリク・リードとILBジョシュ・ワットソンはどれくらいプレイするだろう。彼らはプレシーズンでずっと活躍していた。 

 

リードは開幕戦から出場登録されるはずだ。ワットソンは(53人ロスターに残った後)日曜に解雇されてPS(練習生)に登録されている。

リードはパスラッシュ要員として起用されると思うが、先発のボン・ミラーやブラドリー・チャブの出番を奪うことはないだろう。パス守備の時にチャブをインサイドに配置し、アウトサイドからミラーとリードがラッシュする形なんかは面白そうだ。

 

 

ブロンコスの守備はリーグのベスト級に入ると思う。しかし、プレシーズンを見るかぎり攻撃には多くの懸念がある。このチームにはプレイオフを狙えるだけの得点力があるだろうか?

 

プレシーズン、ブロンコスの攻撃はレッドゾーン内でTDを決めることができなかった。今のチームの構造で勝つには、なんとかリードして後は守備に頼るしかない。怪我人さえ出なければ守備はエリート級になれるチャンスがある。攻撃については、シーズンが開幕して先発組がどれくらいやるかを確認してからの判定になるだろう。

 

 

 

ついでに、デンバーポストのMike Kiszla氏がファンの質問に答えている少し前の記事。

 

ブロンコスのタイトエンドでもっともレシーブ数を記録するのは誰になる?

 

近年の歴史を見るかぎり、どれだけ能力があろうとも新人タイトエンドが1年目から活躍することは難しい。このポジションはレシーバーやランニングバックと比べて時間がかかる。

私はこのことについて1巡指名の新人TEノア・ファントと話した。タイトエンドの仕事はレシーバーと攻撃ラインマンの両方をやらなければならないからだろうと彼は語っていた。

しかし、ブロンコスの攻撃にはプレイメイカーが足りていない。新人であっても最低40キャッチは決め、ポジションでトップになってもらう必要がある。

 

 

今年のブロンコスは勝率5割より上になる? 下になる?

 

この時期になるとメディアは地元チームの成績を予想しなければならない。私は勝利数よりもパーセンテージで語りたい。

ブロンコスの攻撃にはいくつもの穴や不確定要素が見える。なので、今シーズンは90パーセントの確率で5勝から9勝の間に入ると思う。誤差は怪我人や接戦の勝敗で変わって来る。しかし同時に、私は75パーセントの確率で勝率5割以下になるとも考えている。

 

 

引退したQBアンドリュー・ラックは2021年にブロンコスでプレイする?

 

それは夢を見過ぎだ。もしもこんなバカげた夢が実現したら、私は先頭に立って君の先見性を称賛してもいい。

 

 

キャンプでもっとも驚きだった選手は?

 

5巡指名の新人LBジャスティン・ホリンズだ。今シーズン、彼が2巡指名のQBドリュー・ロック以上のポジティブなインパクトを残したとしても驚ろかないだろう。