2018年のNFLレギュラーシーズンが終了しました。
地区優勝とワイルドカードの計12チームが決まりましたので、いつものようにシーズン開幕時に調べておいた「専門家の地区優勝予想(2018年版)」の結果がどうだったか、答え合わせをしたいと思います。
AFC東
ペイトリオッツ(N.E)が10年連続の地区優勝。後半に連敗はありましたが、終わってみれば11勝5敗で第2シードを獲得しています。
ドルフィンズ(MIA)とジェッツ(NYJ)はHCが解雇されてしまいました。
AFC北
本命のスティーラーズ(PIT)は7勝2敗1分の成績から4敗してまさかのプレイオフ脱落。2番人気だったレイブンズ(BAL)が最後の7試合で6勝して地区優勝をさらいました。
ベンガルズ(CIN)は16年間続いたHCマービン・ルイスを解雇。ブラウンズ(CLE)もシーズン中にHCを解雇しています。
AFC南
前評判の高かったジャガーズ(JAX)が5勝11敗と低迷。残り3チームでプレイオフ進出を争う中、2番人気のテキサンズ(HOU)が抜け出して地区優勝しました。
人気薄だったコルツ(IND)もワイルドカードに入るサプライズ。タイタンズ(TEN)はあと1歩届きませんでした。
AFC西
チーフス(K.C)とチャージャーズ(LAC)が12勝で並びましたが、QBマホームズ旋風のチーフスが地区優勝&第1シード獲得。
人気だったチャージャーズもワイルドカードに入りました。ブロンコス(DEN)はHCを解雇…
AFCの地区優勝正解率
158 / 368 (41.6%)
本命とされていたスティーラーズ、ジャガーズ、チャージャーズが地区優勝を逃していますが、各地区とも2番目に人気のあったレイブンズ、テキサンズ、チーフスが地区を制しており、 全体的にそこまでの驚きはなかったのかなと思います。
スティーラーズがプレイオフを逃したのと、復活したコルツがワイルドカードに入ったのがサプライズだったでしょうか。
NFC東
たった4票のカウボーイズ(DAL)が10勝6敗で予想外の地区優勝。前年王者のイーグルス(PHI)は最後に3連勝して9勝7敗でワイルドカードに入りました。
この地区から2チームがプレイオフに進出するという予想も少なかったです。
NFC北
バイキングス(MIN)とパッカーズ(G.B)の2強と見られていましたが、どちらもプレイオフを逃すという驚きの結果。誰も予想していなかったベアーズ(CHI)が12勝4敗で見事に地区優勝を飾りました。
パッカーズはシーズン途中に13年間指揮をとっていたHCマイク・マッカーシーを解雇しています。
NFC南
本命のセインツ(N.O)が13勝3敗で地区優勝。第1シードも獲得しています。ワイルドカードで票を集めていたファルコンズ(ATL)は、最後に3連勝しましたが7勝9敗で脱落。
バッカニアーズ(T.B)もHCを解雇しています。
NFC西
圧倒的に票を集めていたラムズ(LAR)が予想どおり地区優勝。13勝3敗で第2シードを獲得しました。わずか1票のシーホークス(SEA)も、後半の7試合で6勝してワイルドカードに入るサプライズとなりました。
カーディナルス(ARI)は1年でHCを解雇するという結果に。
NFCの地区優勝正解率
152 / 368 (41.3%)
昨シーズンはNFCの的中率が5.5%と大荒れだったので、それと比べたら2018年シーズンはまあまあと言えるでしょうか。
本命だったセインツとラムズが手堅くシード権を獲得する一方で、人気のあったバイキングスとパッカーズが脱落し、合わせて5票のカウボーイズ、ベアーズ、シーホークスがプレイオフに進出。特にベアーズは今シーズン最大のサプライズだったかもと思います。
この企画をずっとやってきて、今さら言うのもなんですけど、
専門家の予想ってあんまし当たらないですねえ…(汗
ついでにドラフト順位(トップ10)
1 | カーディナルス | 3-13 |
---|---|---|
2 | 49ers | 4-12 |
3 | ジェッツ | 4-12 |
4 | レイダース | 4-12 |
5 | バッカニアーズ | 5-11 |
6 | ジャイアンツ | 5-11 |
7 | ジャガーズ | 5-11 |
8 | ライオンズ | 6-10 |
9 | ビルズ | 6-10 |
10 | ブロンコス | 6-10 |