ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

キャンプ1日目

ブロンコスもようやくキャンプ開始。

いろいろニュースが出ていたので簡単にまとめてみました。

 

 

1日目のハイライト動画

www.youtube.com

 

 

#4 QB ケイス・キーナム

WRエマニュエル・サンダースに40ヤードのパス(倒れなければTDになっていた)を決めるなど、なかなか良い内容だったようですね。ベテランらしい落ち着きとリーダーシップを発揮しており、コントロールも良かったという話です。

WRデマリアス・トーマスは「彼は素早く守備を読んで、どこにパスを投げればいいか理解している。とても取りやすいボールを投げる。これからもどんどん良くなっていくだろうし楽しみだよ」と評価。

HCジョセフは、先発QBが定まっていることに満足しているようで、「彼はダウンフィールドにパスを投げて、ビッグプレイを決める。ミスを恐れない。それこそQBの成長に必要なものだ。我々は彼のためにビッグプレイを用意する。それが彼の特性だ」と語っています。

 

 

#2 RB/PR フィリップ・リンジー

キャンプ1日目のMVPという評価。地元コロラド大学の選手ということもあり、ドラフト外新人ながらファンから注目されている選手(紹介記事)ですね。

身長5-8と小さいですが、RBだけでなく、ワイドにセットしたり、モーションしたりでレシーバーとしても使われ、パントリターナーとしても練習しています。

7対7の練習でQBキーナムからのパスをキャッチすると、LBブランドン・マーシャルをダブルムーブでかわして観客を沸かせていたという話。

LBマーシャルは「彼はうちの3rdダウン・バックになるよ。ルートのラン、クイックネス、スピード、彼は良い選手になる」と高評価。HCジョセフも褒めていました。

 

 

攻撃ライン

  • LT ギャレット・ボールズ(2017年1巡)
  • LG ロン・リアリー(2017年DALから移籍)
  • C マット・パラディス(2014年6巡)
  • RG コナー・マクガバン(2016年5巡)
  • RT ジャレッド・ベルディア(ARIからトレード加入)

 

LTとCはそのまま。LGリアリーが右から(本来の)左に移動。RGは先発5試合のコナー・マクガバン、RTにベテランのベルディアが入っています。

リアリー(膝)とベルディア(足首)は怪我から回復していて練習に参加。

ベルディアはこれが初練習。開幕戦で先発できるように無理をさせない方針で、控えのビリー・ターナー(OTAでは先発に入っていた)とスナップを分けていた。

リアリーも無理させず、控えのマックス・ガルシアとスナップを分けていた。

マクガバンはセンターにも入っていたらしい。

2番目組は、LTサイラス・クアンジョー、LGガルシア、C J.J.ディルマン、RGメネリク・ワットソン、RTターナーになっている。

 

 

#55 OLB ブラッドリー・チャブ

ドラ1新人。パスカバーに下がって、QBパクストン・リンチのパスをあわやインターセプト

 

 

その他 

 

新人の#17 WRデイショーン・ハミルトン(4巡)が最初に練習フィールドに現れる。評判どおりの優等生ぶり。

 

ペイトン・マニングが練習を見学。ドラ1のLBブラッドリー・チャブは緊張して自己紹介できなかったらしい。

 

レイダースから移籍した#1 Pマーケット・キングは、20ヤード内から反対側の20ヤード地点まで、60ヤード超のパントを蹴っていた。

 

ランニングバックは、#23 デボンテ・ブッカー(3年目)が先発格ながら、# 37 ロイス・フリーマン(3巡)、#33 デアンジェロ・ヘンダーソン(2年目)、#36 デビッド・ウィリアムズ(7巡)も1stチームで練習。ここはオープンな競争になっている。

 

OLBシェーン・レイ(2015年1巡)は体重を自己最高の250ポンドまでバルクアップ。

手首の手術が必要という話でしたが、出術せずにリハビリして練習にフル参加。チームメイトも驚いていた。1対1ではLTボールズを投げ倒すなど手首は大丈夫そう。今のところストロングサイドで、OLBブラッドリー・チャブより上に位置している。

 

新人#37 RBロイス・フリーマン(3巡)の評価が高いもよう。

 

新人#14 WRコートランド・サットン(2巡)も高評価。

7対7の練習で、QBキーナムからのパスをキャッチすると、そのままロングゲインを決めていた。フットボールIQが高いという話。

 

守備のフロントセブンが活躍。

DEデレク・ウルフがQBキーナムのパスを叩き、ドラ外新人の#46 LBジェフ・ホランドとベテランDTザック・カーがそれぞれQBパクストン・リンチのパスを叩いた。DTカイル・ペコはQBチャド・ケリーのトスを叩き落とした。

DEデマリアス・ウォーカーはQBリンチのパスを弾いて、LBシャック・バレットがそれをインターセプトした。

 

控えQBはいまいち。先発キーナムとの差は大きいという話。 

 

課題のパントリターン。

昨年は乱調で仕事を失ったWRアイザイア・マッケンジー、ドラ外新人のRBリンジーリターナーで練習。新人WRデイショーン・ハミルトン(4巡)とCBブレンダン・ラングレーも練習に入っていたが、パントをキャッチしたのはマッケンジーとリンジーだけだったという話。

新しいSTコーディネーターのトム・マクマーンは、リターナーに5人の選手をカバーさせ、プレッシャーのかかる状況で練習させていた。

 

2年目のDEデマーカス・ウォーカーは、減っていた体重を280ポンドまで戻しているものの、クイックネスはそのまま維持している。

 

ベテランのILBブランドン・マーシャルは、体重を自己最低の225ポンドまで絞って快調。「今日の練習ではまったく疲れなかった。変な感じだよ」

 

Mike Klis氏のツイートから

LBボン・ミラーは、25%をDLコーチのミーティング部屋で過ごし、75%をOLBコーチのミーティング部屋で過ごしている。

Sウィル・パークスはダイム・バックでプレイしており、レッドスキンズからトレードで加入した#21 Sスア・クレベンスよりも上になっている。

オフにスポーツヘルニアの手術をしていた新人#84 TEトロイ・フマガリ(5巡)が練習に初参加。

 

Cecil Lammey氏のツイートから

TEジェフ・ハイアマンは目立っていなかった。2年目の#80 ジェイク・バット、オースティン・トレイラー、新人のトロイ・フマガリの方が良く見えた。特にオースティンが良かったらしい。

4番目争いの2年目CBブレンダン・ラングレーはカバーが未熟でまだ時間が必要。スクリメージで新人WRサットンにボロ人形のようにやられていた。

去年は酷かったパントリターナーのWRマッケンジー。今年はミニキャンプ、OTAからの良い感じをキープして頑張っている。

2年目ドラ1のLTギャレット・ボールズは良い練習を見せた。去年と今年では、プレイの理解度、快適さが夜と昼くらい違うと語っていた。

 

新人#47 ILBジョジー・ジュエル(4巡)と、新加入の#13 WRケニー・ベルは、ルーキーキャンプでハムストリングを負傷していて、キャンプ初日は限られた練習のみ。

WRジョーダン・テイラーはPUPリストに入っている。

 

初日の観客は3,417人(昨年より375人少ない)だった。

 

 

 

 

 

 

主な引用元 

Broncos training camp Day 1 observations

Broncos camp notes: Keenum has encouraging first day | 9news.com

Denver Broncos Training Camp: Day 1 news and notes - Mile High Report 

Paul Klee: Day 1 Broncos training camp diary: Peyton Manning, Uncle Von and... Phillip Lindsay | Sports Coverage | gazette.com