ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 18

ドラフト候補の評価、追加の18回目。

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50、その3.0版が出ていますので、新たにランクインした選手を確認しておきたいと思います。

今回は、新48位のLBロレンゾ・カーターと、新49位のWR D. J. チャークです。

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft 3.0 - NFL.com

 

 

新48位 LB ロレンゾ・カーター

LB Lorenzo Carter, 6-6, 250, Georgia

長さがありルーズで爆発力のあるアウトサイド・ラインバッカー。ラン守備ではその長さを活かして相手を捕まえ、フロントサイドを守る。凄まじいスピードでバックサイド(反対側)から追いかけスペースを封鎖する。パス守備においては、パスラッシャーというよりはブリッツで活躍する。ラッシュでの無数のムーブはないが、運動能力だけで相手に勝っている。ローズ・ボウルでフィールドゴールをブロックするなど、スペシャルチーム要員としての価値もある。まだまだ伸びしろがある。

 

2~3巡評価。腕の長さは34インチ。このサイズで40ヤードは4.50秒を記録していて、同じ大学のRBソニー・ミシェル(4.54秒)やRBニック・チャブ(4.52秒)よりも速いタイムとなっています。五つ星の高校生として注目され、ジョージア大学に進学しましたが、期待されたほどの活躍はできなかったという話です。

 

 

新49位 WR D. J. チャーク

WR D.J. Chark, 6-3, 199, LSU

このポジションとしては長身で痩せた体格に、優れたプレイ・スピードがある。パス攻撃における理想的な縦の武器。すばやく加速して、SECでもシニア・ボウルでも対戦した全員を抜き去っている。ナチュラルにボールを追跡する。ルートランナーとしてはまだ課題がある。QBに向き直る時、ブレイクのインとアウトにおいてまだ少しもたつく。2017年はパントリターンで2個のTDを決めており、リターナーとしても素晴らしい価値がある。全体として、テクニックに向上が必要だが、彼のビックプレイ能力はプロでもすぐに明らかとなるだろう。

 

2巡評価。40ヤード4.34秒は今年のコンバインで2番目、レシーバーでは最速。立ち幅跳びはポジションでトップ、垂直飛びは3位と優秀な数字を記録しています。シニアボウルでも5回160ヤード1TDの活躍でサウスチームのMVPに選ばれており、評価を上げたようです。

 

 

これまでに紹介したトップ50選手をポジション別にまとめてリンクを付けてみました。

トップ50(ポジション別)