ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 7

ドラフト候補の紹介、7回目。

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50から、ブロンコスが指名するかもしれない選手を確認しています。 

今回は、21位のDTモーリス・ハースト、22位のWRカルビン・リドリー、23位のCBジァイアー・アレキサンダーです。

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft - NFL.com

 

 

21位 DT モーリス・ハースト

DT Maurice Hurst, 6-1 2/8, 292, Michigan

稀なクイックネスとアウェアネス(認識)を備えている小柄なDT。パス守備において一流の発進がある。スナップでの爆発があり、いくつもの効果的な手の動きを用いてプレッシャーをかける。ブロッカーを回る前に、得意技の素早いスワイプで払い、QBに向かって突進する。ラン守備では、そのクイックネスでカットオフ・ブロックに勝ち、プレイを崩壊させる。時にはブロックで立ち往生し、ホールから動かされてしまうことがある。彼の努力は素晴らしい。理想的な3テクニック(4-3守備のDT)の選手で、リーグでベストのインテリア・パスラッシャーのひとりになれるかもしれない。

 

1巡20位あたりの予想が目立ちますが、ブロンコスがトレードダウンした場合に指名するという予想もありました。

追記:コンバインの検査で心電図に問題があったらしく、ドリルに参加しないで帰宅しており、残念ながら評価を落としてしまったようです。

 

 

22位 WR カルビン・リドリー

WR Calvin Ridley, 6-0 4/8, 189, Alabama

細い体格をしている爆発力のあるレシーバーで、大学ではアウトサイドとスロットを経験している。いろんな動きでプレス・カバレッジをかわし、素早くトップスピードに達する。素晴らしいルートランナー。セパレーションを生み出す前に、ブレイク・ポイントへと加速する。低いボールを引き寄せて確保する強い手があり、ナチュラルにディープのボールを追跡する。50/50のボールを相手と競ってキャッチするようなフィジカルなタイプではなく、強さとパワーよりもスピードとクイックネスで勝負する。キャッチ後のランで相手をかわし、そのスピードで短いパスを大きなプレイにする。大学でのスタッツは普通だが、それはQBやオフェンスに責任がある。彼はただのホームラン・ヒッターではなく、プロでも有数のNo.2レシーバーになれると思う。

 

今年のドラフトでは1番目のレシーバーとも評価されているようで、1巡10位前後から20位あたりといった予想が多いです。ブロンコスは(場合によっては)レシーバーも必要になるかもしれませんね。

 

 

23位 CB ジァイアー・アレキサンダー 

CB Jaire Alexander, 5-10 2/8, 196, Louisville

タフで本能的な選手。大学では主にアウトサイドをやっていたが、ニッケルに入ったこともある。プレス・カバレッジで素晴らしい。素早い両手の押しで、相手レシーバーを常に邪魔する。少し堅さがあるものの、アンダーニースでもダウンフィールドでもポジションを失うことは滅多にない。オフ・カバレッジでは、足のペダルが不安定だが、素晴らしいバーストを誇っている。ルートの認識、パスの予期能力、ボール・アウェアネスは一流。チェックしたすべての試合で、複数のパス妨害を決めている。喜んでラン守備をやり、いくつかのビックヒットを決めている。全体として、理想的な流動性は欠いているが、彼の本能、自信、ボール・スキルを気に入っている。

 

1巡から漏れている予想が多いようですが、1巡下位に入っているモックドラフトもありました。

 

 

 

サイズはコンバインの数字を追記しました。