ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 4

ドラフト候補の紹介、4回目。 

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50選手から、 ブロンコスの1巡指名候補になりそうな上位選手を確認しています。

今回は、8位のCBデンゼル・ウォード、9位のDTヴィータ・ヴェイア、10位のDEマーカス・ダベンポートです。

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft - NFL.com

 

 

8位 CB デンゼル・ウォード

CB Denzel Ward, 5-10 7/8, 183, Ohio State

大学の公称で身長5-10、体重191となっており、サイズの小さいCBだが、素晴らしいクイックネス、タフネス、ボールスキルを備えている。プレス・カバレッジ(ラインで相手をプレスする)では我慢し、レシーバーに付いてダウン・フィールドを追う前に、相手をキャッチしルートを変える。オフ・カバレッジ(離れて相手に付いていく)では、流れるように動き、ボールを追って飛び出す。とても爆発的な選手。ボールに対するアウェアネスが素晴らしく、ダウンフィールドでボールの位置とハイポイントを認識することができる。大きなレシーバーと対戦した時に、サイズの小ささは見られるが、全体として彼はその身長よりもはるかに大きくプレイする。ラン守備ではとてもアグレッシブで、コンタクトでのスナップがあるタックラー。理想的なサイズはないかもしれないが、とてもスキルのある選手で、その競争心を気に入っている。彼は若い頃のアダム・”パックマン”・ジョーンズ(現ベンガルズ)を思い出させる。

 

CBアキブ・タリブが放出された場合、ポジションの3番目以下が薄くなるので、CBの上位指名はあるかもしれませんね。

 

 

9位 DT ヴィータ・ヴェイア

DT Vita Vea, 6-4, 347, Washington

大きくて重いDTであり、 驚くべきパワー、クイックネス、機敏さを備えている。圧倒的なラン・ストッパーで、相手がひとりでもダブルチームでも、いつでもラインをリセットする。クイックな手の突きがあり、相手ブロッカーを捕まえて放り、素早くボールを追いかける。体重340ポンドの守備選手にしては、レアな横の守備範囲がある。その素早さでギャップを割り、ロスタックルを決める能力も見せている。パスラッシャーとしては、やばいスラップとスイム・ムーブを備えている。ヒップをロールさせて、パワーでポケット・プッシュを生み出す。時に身体が高くなり、相手にコントロールされてしまうことがある。しかし改善は可能。彼は、より動けるハロティ・ナータといった選手で、すぐにプロボウルに選ばれるだろう。

 

1巡10位~くらいの予想が多いでしょうか。ブロンコスはノーズタックルも必要になるかもしれません。

 

 

10位 DE マーカス・ダベンポート

DE Marcus Davenport, 6-5 6/8, 264, UTSA

素晴らしいサイズ、長さ、爆発力を備えている未熟なエッジ・ラッシャー。大学では手を付かない2ポイント・スタンスでセットしていたが、プロでは4-3守備のDEとして、手を付いてプレイすることも簡単にできる。パスラッシャーとしては、第1歩がとてもクイックで、TEとOTの間を突破するパワーを見せている。いつでもゲームプランを持っているわけではなく、そのため最初の動きで勝たないとそこで失速する。膝を曲げてエッジをまわる能力は、このサイズとしてはとても印象的。今のところ身体の各部位がバラバラだが、手と足の動きを連動できるようになれば、2ケタのサックを記録するだろう。ラン守備では、TEを相手に無双できる。バックサイド(プレイが起きているのと反対側)から追いかける努力とスピードは素晴らしい。まだ未熟な選手だが、そのレアなサイズ、運動能力、努力により、きっと成功できるはずだ。

 

1巡上位から下位まで評価が割れている感じですが、いちおうブロンコスの指名を予想しているモックドラフトもありました(ボン・ミラーの反対側のパスラッシャー?)

 

 

 

ブロンコスは1巡5位なので、とりあえずトップ10とQBだけでも確認しておこうかなーと思ったのですが、もうちょっとだけ続けるかもしれません(予習用に)