ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 2

デンバーポストの記者が、ファンの質問に答えている記事をまた紹介。

 

 

元記事 

Who has been the best Broncos offseason acquisition so far?

 

 

 

LTギャレット・ボールズが怪我で離脱することになったが、攻撃ラインはどんな風になるのだろうか? あと、RTメネリク・ワットソンの代わりになるオプションは何かあるのか?

 

ボールズは足の怪我で復帰は週ごとの判断になるが、彼がプレイできない場合、チームにはいくつものオプションがある。カウボーイズ戦では当初、OTドナルド・スティーブンソンが代わりに入っていた。しかし、その後はベテランのOGアレン・バーブリーをLTに起用していた。それは、バーブリーの方がランブロッカーとして優れているという判断によるものだった(試合終盤はランで時間を消費するため)。スティーブンソンはスイングタックルだが、バーブリーはLT、RT、LG、RGどのポジションでもやれる。

ワットソンに関してだが、彼はまだチームの先発ライトタックルだ。彼が苦戦したのは間違いない。しかし、チームはまだパスプロ問題を解決している途中だと語っており、今は彼を起用し続けるだろう。

 

 

このオフに加入した選手の中で、今のところ誰がベストだろうか?

 

1月にフューチャー契約で加入したDLシェルビー・ハリスは、もっとも驚きの選手だった。彼は怪我で薄くなっていた守備ラインのデプスを厚くし、それからずっと活躍を見せている。

しかし、このオフ最高の補強であれば、OGロン・リアリーとNTドマタ・ペコの2人がタイでトップだと言いたい。チームはオフに攻守のラインを大型化させて、ラン攻撃とラン守備を向上させた。そして、今のところそれは上手くいっている。

まだ2週が終わったばかりで時期尚早なのは理解しているが、 OGリアリーは、ラン攻撃において欠かせない選手になっている。また、12年目のNTペコも、アタックするノーズとなって、DEデレク・ウルフと共にラン守備を強化している。ペコのサイズと強さのおかげで、その後ろにいるLBはより速く動くことができる。彼の存在は(文字どおり)大きい。

 

 

OTライアン・クレイディが引退したのは知っているが、ブロンコスに復帰する可能性はないだろうか?

 

その可能性はない。全盛期の彼は素晴らしい選手だったが、数々の怪我をかかえて引退を表明した。

 

 

DEアダム・ゴトシスは、ここまでラン守備で大活躍していると思う。それはオフシーズンのワークアウトのおかげなのか? テクニックの向上、怪我が治ったおかげなのか?

 

おそらくそれらすべてが理由だろう。付け加えるなら、守備のスキームと人事の変更もある。インサイドにNTドマタ・ペコがいて、エンドに健康なDEデレク・ウルフがいることにより、守備に微調整が可能になった。守備ラインは大きくなり、ゴトシスもオフシーズンの間に体重を増加させて準備していた。チームはドラフト2巡で彼を指名し、2年目の成長に期待していた。彼はその期待に応えており、これからも成長するはずだ。

 

 

QBブロック・オスワイラーはサイドラインにいて満足しているのか? ブラウンズから大金が支払われているからといって、こんな待遇で不満はないのか? お金さえもらえればそれでいいと思っているようにも見える。

 

彼は今の待遇で満足だと言っている。思うに、彼は自分にとってブロンコスが最適のチームだと気がついたのだろう。隣の芝はいつも青くはないのだ。彼を金の亡者のように言う人もいるが、先発として72ミリオンの契約をオファーされたら、誰でもそれを受けるだろう。ブロンコスに戻って来て、バックアップをやるというのは、お金のためにプレイするのとは正反対のことだ。

 

 

キャンプや練習を見ていて、QBトレバー・シーミアンの活躍を予見させるようなものはあったのか? 彼は昨年から大きく成長している。

 

この2年間、シーミアンは同じようにプレイし続けている。彼はノースウエスタン大学出身の7巡指名だったために、一部の人しかそれを受け入れず、注目していなかった。昨年はマーク・サンチェスがいて、彼は先発の座を勝ち取るはずではなかった。

そして今年も、シーミアンは先発の座を勝ち取るはずではなかった。チームには1巡指名のパクストン・リンチがいたが、シーミアンは競争に勝利した。先発QB争いは、報道されているような接戦ではなかった。シーミアンには経験があり、新しいプレイブックを理解していて、プロのスピードに慣れていた。キャンプの途中には、その差は明らかになっていた。今年は、攻撃ラインとラン攻撃の助けがある。昨年の彼は怪我をかかえながらプレイしていたが、今年は健康だ。 

先発2年目のシーミアンは大きく成長している。より動けるようになり、自分を守るすべも学んでいる。これまでもずっと、彼は賢く、強肩で、正確かつキレイなスパイラルのボールを投げるQBであった。彼はようやく正当な評価を得ているのだろう。

 

 

WRベニー・ファウラーは第3レシーバーの地位を手に入れた?

 

ファウラーは日曜に怪我するまでは順調だった。彼は成長を見せており、健康も改善していた。昨年は肘の怪我で出遅れてしまい、ひどい落球をやらかした。しかし、彼はこのオフ、練習に打ち込み、食生活を改善して身体を絞った。彼は脳震盪プロトコルに入っているが、復帰して元のレベルに戻れれば、第3レシーバーの地位をつかむことも可能だろう。

 

 

 

 

 

あちこちでDEアダム・ゴトシスのラン守備が褒められていますねー

こちらのPFF記事にある動画を観ても、99番が活躍していて嬉しいです。