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ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

プレイオフ DIV スティーラーズ戦の感想

NFLディビジョナル・プレイオフ、ホームのスティーラーズ戦が行われました。

結果は23対16、最後に逆転する接戦の勝利となりました。

 

 

欠場

  • 控 QB Trevor Siemian
  • 控 RB Juwan Thompson(病気)
  • 控 C Sam Brenner
  • 控 OG Robert Myers
  • 控 NT Darius Kilgo
  • 控 CB Lorenzo Doss
  • 控 DB Shiloh Keo

控えQBオスワイラー(膝)は試合登録。第3QBの新人シーミアンが登録外。

控えDBボールデンが怪我から復帰し、代役のDBケオが登録外。病気で練習を休んでいた3番目のRBトンプソンも登録されず。

スティーラーズはRBデアンジェロ・ウィリアムズ、WRアントニオ・ブラウンらがアウト。QBヴィックも登録外。怪我のQBロスリスバーガーは先発出場。

 

 

  Q1Q2Q3Q4OT 
PIT (11-6) 7 3 3 3 0 16
DEN (12-4) 6 3 3 11 0 23

 

 

前半 9-10

  • DEN FG、パント、FG / パント、パント、G失敗、FG(終)
  • PIT* パント、G失敗、パント、TD / FG、パント、パント

風がある。DBボールデンが42ヤードのパントリターンで敵陣に進入。FGで先制。PIT攻撃はギャンブルでTDを狙うも失敗。FG追加。PIT攻撃に80ヤード進まれ、RBトゥーサントにプロ初TDを決められる。6-7

PITがFG追加。DEN攻撃はギャンブル狙うもWRサンダースが確保できずパス失敗。前半最後に51ヤードのFGを決めて1点差のまま終了。9-10

攻撃は低調。有利なフィールドポジションを活かせなかった。レシーバーは落球が多く、3rdダウンを1回しか更新できなかった。守備はいくつかロングゲインを許した。STは良かった。

 

後半 23-16

  • DEN* パント、パント、FG / パント、TD(2pt成功)FG、終
  • PIT FG、パント / パント、FMB、G失敗、FG

PIT攻撃に進入されるもFGに抑える。FGを決める。12-13

第4Q、PITのRBトゥーサントがファンブルロスト。そこから65ヤード進み、RBアンダーソンが逆転TDを決めた。2ポイントも成功して7点リード。20-13

残り3分、PIT攻撃は自陣でギャンブル失敗。残り53秒、DENはFGを追加して10点差。残り24秒、PITはFG成功で7点差。しかしオンサイドキックは失敗。試合終了。

 

 

 DENPIT
トータル 324 398
パス 37 - 215 - 0TD 37 - 311 - 0TD
ラン 33 - 109 - 1TD 19 - 85 - 1TD
1st ダウン 19 18
3rd ダウン 3/15 (20%) 2/12 (16%)
守備サック 3 1
守備INT 0 0
ターンオーバー 0 1
FG 5 / 5 3 / 3
反則 4 - 49 5 - 38
時間 31:33 28:27

ボックススコア

 

 

情報

  • PIT攻撃(得点5位、トータル3位、パス3位、ラン16位)
  • PIT守備(失点11位、トータル21位、パス30位、ラン5位)
  • DEN攻撃(得点19位、トータル16位、パス14位、ラン17位)
  • DEN守備(失点4位、トータル1位、パス1位、ラン3位) 
  • 試合開始時の気温は華氏43度(摂氏6.1度)

 

 

ペイトン・マニング

21/37回(56.8%)、222ヤード、0TD、0INT、Rate 74.4

右手にグローブ着用。先発するのは第10週のチーフス戦以来になりますね。

  • かなり風が強かった
  • レシーバーの落球が9個くらいあった
  • 今シーズンで初めてINTがなかった(危ないのはありましたけど)
  • パスプロは頑張っていた(被サック1個)

試合前の情報では、風はあるけど治まるだろうという話だったのが、予想外に風が強くなったようで、風速30マイル、音声でも風の音が聴こえていました。

前半は落球が多くて、攻撃はなかなかリズムに乗れなかったですね。強風の影響があったのは間違いないですけど、それでも手に触れたボールを獲れないのは、やはりレシーバーの責任が大きいのかなと思います。

正直、マニングも活躍したとは言い難いスタッツですが、最後に約7分の逆転TDドライブを進めて、しっかり2ポイントも成功させたのは、さすが勝ち方を知っているベテランだなと感じました(本当はもっとTDを決められたら良いんですけどねー)

 

 

ダイレクト・スナップ

第1Q、3rd&2、マニングがオーディブルを指示しているフリをしながら離れて、そのままRBヒルマンにダイレクトでスナップするプレイがありましたね。まあ、スティーラーズの守備が強くて、更新は失敗しましたけど…

 

 

転んで立ち上がってパスを決める

第4Q、DBウィル・アレンのブリッツを避けようとしたマニングが転んでから立ち上がって、WRサンダースに34ヤードのパスを決めたプレイ。

マニングはサックを受ける時に自分から転んで身を守ることがあるので、このプレイも「わざと転んでいるからサックではないか」ということで、HCトムリンは審判のレビューを要求していました。ただ、守備がマニングにタッチしていないのでダウンではなく、この種類のプレイはレビューできないルールのため、そのままパス成功となりました。ちょっと微妙だった気もしたのでラッキーでしたね。

 

 

良かった

  • Kブランドン・マクマナスのFG(28, 41, 51, 41, 45を成功 )
  • CBケイボン・ウェブスター(スペシャルチーム)
  • CJアンダーソンの34ヤードラン(Cパラディスのランブロック)
  • DEデレク・ウルフ(5試合連続サック中)
  • OLBバレット、OLBウェア、OLBミラー
  • CBブラッドリー・ロビー(ファンブル・フォース)
  • 守備の3rdダウン阻止率(2/12回 16%)
  • フィールドポジション
  • 反則少ない
  • ターンオーバーなし

 

この試合はスペシャルチームの活躍が光りましたね。強風の難しい条件で、KマクマナスはFGを5回すべて成功。地味ながら影のMVPだったと思います。

DBボールデンも42ヤードのパントリターンがありましたし、CBウェブスターも最近はSTでの活躍がかなり目立っていますね。STのおかげで、有利なフィールドポジションを得ることができました。

この試合のキーポイントになった第4Q、RBトゥーサントのファンブルロスト。2年目のドラ1CBブラッドリー・ロビーがパンチでファンブルを誘発して、OLBデマーカス・ウェアがボールを確保しました。ウェアは「実はパスだと思ったらランで、抜かれてしまったのをロビーが救ってくれた。あわててスピンして戻ったら、そこにボールがあったよ」と語っていました。

QBロスリスバーガーは右肩を怪我していたはずなのですが、パス339ヤードを投げました。最初のプレイでロングパスを狙ってきたり、本当に怪我をしているのかと思うほどのパフォーマンスでしたね。

 

 

いまいちだった?

  • 落球、落球、落球
  • ラン攻撃(平均3.3ヤード)
  • 前半のパスラッシュ(3サック)
  • ミスタックルが多かった
  • ビックプレイをやられた
  • 先発RTスコフィールドの反則
  • 控えSジョシュ・ブッシュ
  • タイムアウトの無駄使い
  • スティーラーズのST(風の影響?)

 

守備は良し悪し両方だったでしょうか。前回の対戦(第15週)では、ブロンコスはマン・ツー・マン守備に拘って、WRアントニオ・ブラウンにCBクリス・ハリスが何度も抜かれるなど、パスで354ヤードと3TDやられて、27対34で逆転負けしました。

今回はWRブラウンが欠場。ブロンコスはゾーン守備を敷いて、パスで311ヤードやられましたけど、失点は16点に抑えました。

解説では「ゾーン守備にすることで、ロスリスバーガーに守備を読ませ、その分投げるまでの時間を長くして、ブロンコスのパスラッシュを届かせる」という話をしていましたけど、特に序盤はパスラッシュが届かなくて、OLBボン・ミラーも目立っていませんでしたね。それでも要所ではDEウルフやDLスミスがサックを決めたり、3rdダウンもよく阻止していたと思います。

この試合は、守備が何度もビックプレイを許していましたけど、なんでも8回のプレイだけで計278ヤードもやられているそうです。1プレイ平均で約35ヤードの計算になります。残りの51プレイでは計118ヤードに抑えているそうなので、かなり良し悪しの差が激しかったと言えますね。

第1Q、相手攻撃のリバース・プレイで、新人ドラ1OLBシェーン・レイがコンテインをミスして40ヤード走られました。このプレイでCBハリスが肩を再負傷。そこからCBロビーが代わりに入っていましたけど、けっこうやられてましたね。ただ、ロビーは安定感に欠けますけど、フィジカルで、最後までボールを追いかけて、ターンオーバーに絡むことが多い選手だなと思います。

 

 

気になったこと

  • 客席はブロンコスのファンが多数(転売少なかった?)
  • オマハで反則1個もらう
  • WRファウラーは2回35ヤード、WRラティマーは2回18ヤード
  • HCクービアック「マニングを下げることはまったく考えなかった」
  • RTスコフィールドは全スナップに出場していたらしい
  • TEバーノン・デービスは1プレイしか出場しなかったらしい
  • DBボールデンは最初のパントリターンで膝を怪我(IR入り予定)
  • CBクリス・ハリスは肩を負傷しながら出場を続けた(次は不明)
  • DCウェイド・フィリップスがサイドラインで選手と激突
  • 父アーチ・マニングはドキドキで最後は試合を直視できず
  • WRデマリアス・トーマスの母親が出所して、息子の試合を初めて観戦
  • ゲームボールはマニングからWRトーマスと母親に手渡された
  • この勝利で今シーズン7点差以内で決着した試合は10勝3敗に

 

先発RTは気になっていたんですけど、スコフィールドが全スナップに出場していたという話ですね。控えOTタイラー・ポロンバスは数プレイのみの登場だったとか。痛い反則がひとつありましたけど、PFFの評価では+2.7と優秀なので、この2週間しっかり準備して、この試合はまずまず良かったのかなと思います。

 

 

反則を取るか、サックを取るか

第3Q最後のプレイ。相手陣31ヤード地点からの1stダウン。ブロンコスの守備は、OLBバレットとDLスミスがQBロスリスバーガーをサック。同時に相手OLにフェイスマスクの反則がありました。

反則をスルーしてサックを取れば「2ndダウン残り17ヤード」になります。反則を取れば「1stダウン残り25ヤード」です。ダウン数を取るか、残りヤードの距離を取るか。ここでHCクービアックは反則を取って、相手は「1stダウン残り25ヤード」となりました(その後の攻撃は3&アウトでパントに抑えました)

どちらを取るのが正しかったのかは分からないですけど、解説は「自分ならサックを取るかな」と語っていました。ブロンコスは今シーズンから、Director of Football Analyticsという新しい役職にミッチー・タニーを雇っていて、試合中など直接HCクービアックと通話して、数字的な分析から助言をするという話でした。この場面で反則を取るという判断に、なにかしらデータ的な助言があったのかどうか、個人的にちょっと気になりました(新しいアプローチだと思うので)

 

 

 

この試合、はっきり言って、第4Qまではスティーラーズのペースという感じで、残り10分、相手の攻撃に35ヤード地点まで侵入された時は、ここでTDを決められて終戦かーとも覚悟しました。

そんな場面で飛び出したファンブルロスト。なんというか、最後まで分からない、今シーズンのブロンコスらしい勝ち方だったかなと思います。

 

さて、次はAFCチャンピオンシップ。

ホームでAFC2位のペイトリオッツと対戦です。マニング対ブレイディは通算17回目の対戦になるそうですね(マニングの成績は5勝11敗)

レギュラーシーズン第12週では、ブロンコスがホームで勝利していますが、あの時とはチーム状態も違うので、前回以上にタフな試合になりそうです。

それでもホームなので、チャンスはあるはず!

 

 

うーん、3ポイントのアンダードッグですか・・・