ブロンコス、ここまでのFA契約・移籍状況を確認しておきたいと思います。
ブロンコスの大物フリーエージェント4選手、TEジュリアス・トーマス、OGオーランド・フランクリン、DTテレンス・ナイトン、FSラヒーム・ムーアの全員が移籍してしまいましたね。
サラリーキャップにそれほど余裕がなかったですし、全流出もある程度は予想されていましたけど、それでも再契約の動きがほとんど報じられなかったなあ・・・という印象でした。
移籍
TE ジュリアス・トーマス (ジャガーズに移籍)
5年、46ミリオン(24ミリオン保証)
2011年の4巡指名。昨年夏にオファーを出していましたけど、保証額が少なくてまとまらなかったという話でした。24ミリオン保証はTEの最高額になるようですね。
昨シーズンは前半に大活躍、怪我した後は失速。2年連続で12TDと、ものすごい武器ではありますけど、これまでも怪我が多くて、ブロックにも難がありますし、金額的にも早々に再契約を諦めたのかなと思います。
OG オーランド・フランクリン (チャージャースに移籍)
5年、35.5ミリオン(20ミリオン保証)
2011年の2巡指名。新人年からRTで先発して、昨シーズンからLGに移動。バーサタイルで巨体を活かしたランブロックが評価されていました。パスプロはやや苦戦することもあった印象でした。ちょっと反則が多かった(2試合に1個)ですね。
本人は「ブロンコスに残りたかったけど、オファーがなかった」と語っているようなので、こちらも再契約は考えていなかったのかもしれません。
DT テレンス・ナイトン (レッドスキンズに移籍)
1年、4ミリオン
2013年にジャガーズから移籍。当時の契約は2年4.5ミリオンでした。
強いラン守備の要でしたけど、ディスカウント価格で再契約するという話も進展しませんでした。3-4守備のNTとしてはどうだったんでしょうね。
1年4ミリオン契約はかなりお得ですが、移籍先の本命と言われていたレイダースの提示額も希望とは遠かったようで、思ったような評価を得られず、来年またFAに挑戦するための1年契約のようです。同地区に取られるよりは良かったのか・・・
FS ラヒーム・ムーア (テキサンズに移籍)
3年、12ミリオン
2011年の2巡指名。新人年の途中から先発。2013年シーズン中に、コンパートメント症候群を発症して手術、危うく左足を失うところでした。
復活した昨シーズンは全試合に先発して4INTを決めましたけど、手術前よりはパフォーマンスが落ちたという評価もあったようです。2012年プレイオフのレイブンズ戦でもやらかしたように、ちょっとボールを狙いすぎる印象はありますね。
ムーアが去って、FAで補強がありそうですけど、CBケイボン・ウェブスターのコンバート案も面白そうだなあと思っています。
うーん、エルウェイが副社長に就任した1年目、2011年のドラフト組がごっそり移籍してしまいましたね。それだけ良いドラフトだったとも言えますけども。
加入した選手については(たぶん)後ほど・・・