ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

プレシーズン1試合目 S.F戦

ブロンコスのプレシーズン1試合目、アウェイでの49ers戦が行われました。(NFL公式のスコア

 

第1Q
S.Fはキャパニック率いる先発オフェンスが進んでフィールドゴール成功。

第2Q
DENはLBネイト・アービングがファンブル・フォース、DEショーン・フィリップスがボールを拾ってそのままエンドゾーンにリターンTD。

第3Q
なし

第4Q
S.Fのフィールドゴール。DENのフィールドゴール。終了。

 

このように、結果はブロンコスが10点、49ersが6点、タッチダウンはブロンコスの守備が決めたひとつだけという低調な試合となりました。 f(^_^.) あれ?

この試合、S.Fが4つのターンオーバー(2つのファンブル、2つのインターセプト)に、フィールドゴール失敗をやらかすと、ブロンコスはパント8回で応酬するというグダグダな流れでした。

まあ、こんな試合でしたけれど、ファンからするとそれなりに見どころもありましたので、内容を振り返りつつ感想を書いてみたいと思います。

 

クォーターバック

マニングは最初の1シリーズのみの登場で、4回投げて2回成功の13ヤードでした。ノーハドル、ハリーアップ攻撃で、ピストル体型も入れてましたね。3rdダウン残り9ヤードで、LTに入ってるクリス・クラークがアルドン・スミスに押し込まれてパス失敗。この日の出番はこれでお終いでした。

オスワイラーは残りほとんど出てました。18回投げて13回成功の105ヤードと数字は悪くないんですけど、パスプロが悪くてラッシュが漏れてくるので、ポケットから逃げたり、サックされたりで進めない感じでしたね。見た感じ2TEや2RB体型、ピストルもやってました。TEジュリアス・トーマスへのパスは良かったですね。指摘されているとおり短いパスはタッチが荒くて取りにくそうでした。ターンオーバーを出さなかったのは良かったですね。

新人ダイサートは終盤に少し出てきて、3回投げて3回成功の16ヤードでした。プレイが壊れた時の方が調子良いなんて話もあるように、ラッシュから逃げてパスを決めるシーンがありましたね。しかし投げ捨てずにサックを喰らったところは未熟でした。

 

ランニングバック

ヒルマン(3回9ヤード)も、新人モンティ・ボール(5回9ヤード)も、あまりランが出ていませんでした。これはオフェンスラインが弱いせいなのか、49ersの守備が強いからなのか、どうなんでしょうね。

ドラフト外のC.J.アンダーソンは後半から出て来て15回で69ヤードでした。


ワイドレシーバー

先発組はマニングと共に出番終了でした。目に付いたのは、新人のタバレス・キング、ドラフト外のラマー・トーマスあたりでしょうか。キングはレシーブしてから相手をかわして1stダウンを更新してましたね。慌てたせいかすべってましたけどw

タイトエンド

ジュリアス・トーマスは4回35ヤードでシュアな活躍をしてました。評判どおり先発候補という感じがしましたね。元バスケ選手がついに開花しそうで期待大です。


オフェンスライン

左からクリス・クラーク、ゼーン・ビードルズ、マニー・ラミレズ、ルイス・バスケス、オーランド・フランクリンが入ってました。

途中からセンターにライアン・リルジャ、スティーブ・バロスも入っていました。C.Jデイビスやフィリップ・ブレイクも出てましたけどやられてましたね。新人RTビンストン・ペインターは、相手の新人コーリー・レモニーアに2回ほど抜かれてサックを許してました・・・

ディフェンスライン

DTテレンス・ナイトンと一緒に、ドラフト1位新人DTシルベスター・ウィリアムズも入っていました。

DEロバート・エアーズも、DE/OLBショーン・フィリップスも、(たぶん控えのオフェンスライン相手に)プレッシャーはかけてましたけど、サックまでは届いてませんでしたね。

新人DEクアンテラス・スミスがQBを追いかけるシーン、なかなかのスピードでした。2年目のマリク・ジャクソンもパワーで押してるシーンがありました。


ラインバッカー

なぜかスチュアート・ブラッドリーが最初から出てましたね。タックルは決めているんですけど、スピードが遅くて追いつけてない感じがしました。パスカバーは不安がありますね。

ネイト・アービングは最後の方までプレイしてました。前半にはファンブルを誘発してタッチダウンを演出しました。

スティーブン・ジョンソンはヘルメットが脱げたままタックルしててびっくり。ただ、カバーしていたTEにはやられていたような。

コーナーバック

新人のケイボン・ウェブスターがインターセプトを決めました(QBがストライクで投げてきた感じでした)。オマー・ボールディンはちょっとやられてるシーンがありましたね。ブリッツは良かったですけど。ドラフト外のアーロン・ヘスターも反則を取られてました。あとは元ブロンコスのパリシュ・コックスが目立ってました・・・

セーフティー

注目のデューク・イエナチョが良かったですね。ボールがある所に素早く突っ込んで行ってタックルを決める感じ。パスカバーでもファンブルさせたり良い仕事をしていました。個人的にはこの試合のMVPですね! こういうタイプの選手は怪我するリスクが高そうなので気を付けてほしいです。

ムーアもけっこう長く入ってように思います。ベテランのアダムスが途中から入ってましたが、うまいインターセプトを決めてましたね。

スペシャルチーム

リターナーのホリデイは相変わらず(良くも悪くも)怖いですね。プレシーズンだからだと思いますけど、大きなリターンもありましたが、無茶なリターンが目立ちました。パントリターンで、自陣1ヤードくらいでキャッチして強烈なタックルをくらってエンドゾーンまで飛ばされてましたけど、あれはキャッチしない方が良かったような?

 

うーん、やはりオフェンスラインが最大の問題という感じがしますね。ライアン・クレイディが戻ってきて、開幕までにはどうにかなってると良いのですが。もっとランも出てほしいですね。

あとは、49ersの新人DE/OLBコーリー・レモニーアが気になります・・・