ブロンコスが放出するかもしれない7選手について書いてある記事の要約です。
チームは、サラリーキャップに26.8ミリオンほどの余裕があると予想されていますが、ベテランQB(カーク・カズンズなど)の獲得も噂されており、キャップを空けるために、数人の選手を放出する必要があるかもしれません。
元記事
7 Broncos players in danger of becoming cap casualties | Broncos Wire
1. CB アキブ・タリブ
11ミリオンの節約(1ミリオンのデッドマネー)
まだまだ一線級の選手であり、放出はタフな選択になるが、11ミリオンを節約できるのは大きい。タリブの代わりには、2014年の1巡指名CBブラッドリー・ロビーが控えている。放出はほぼ確定的だと思われる。
放出確率:高い
2. NT ドマタ・ペコ
3.7ミリオンの節約(0.5ミリオンのデッドマネー)
昨年FAで加入し、ラン守備の要となった。しかし、最後は怪我人リストに入ってシーズンを終えており、年齢も33歳である。解雇により4ミリオン近く節約できるのは大きい。年齢とキャップ額により放出される可能性は高い。
放出確率:高め
3. OT メネリク・ワットソン
4.7ミリオンの節約(2.6ミリオンのデッドマネー)
昨年3年契約で加入し、ライトタックルの先発に入ったが、期待された活躍はできなかった。デッドマネーは少なくないが、6月1日以降のカットにすれば、その金額を分割することもできる。しかし、ブロンコスは攻撃ラインが薄く、ワットソンはランブロックでは光るものもあった。新しいOLコーチの下で、パスプロを向上できるか様子を見るかもしれない。
放出確率:並
4. RB C.J.アンダーソン
4.5ミリオンの節約(デッドマネーなし)
デッドマネーなしで4.5ミリオンを節約できるため、早くから放出候補として名前が挙がっていた。放出するのは簡単だが、チームに実績のある控え選手は見当たらない。契約見直しでキープすべきだと思う。
放出確率:並
5. QB トレバー・シーミアン
1.9ミリオンの節約($13,196のデッドマネー)
給料が安いのは魅力だ。しかし昨年、彼は先発の座を失っただけでなく、チームでの居場所までも失ってしまったかもしれない。2017年は12月に肩を負傷して、最後の2試合を欠場し、シーズンエンドになるなど荒れたシーズンだった。
解雇しても、チームが得られるものはほとんどないが、それでも彼が残る場所はおそらくないだろうと思われる。とはいえ、彼が他チームで良いバックアップになっても驚きはない。
放出確率:高い
6. WR エマニュエル・サンダース
5.5ミリオンの節約(5.3ミリオンのデッドマネー)
放出により5.5ミリオンを節約できるが、デッドマネーも大きい。しかし、6月1日以降のカットにすれば、今年のサラリーキャップを8.25ミリオン節約し、デッドマネーも2.6ミリオンにまで減らすことができる。
サンダースは昨年4試合に欠場し、レシーブも47回と2012年以降で最低の数字に終わった。年齢も今年の3月で31歳になる。これらは考慮すべき点だ。
もし、チームのレシーバー層がもっと厚ければ、サンダースを放出するのは簡単だったかもしれない。ドラフトで優れた若い選手を獲得できた場合、6月1日以降に放出する可能性はある。
放出確率:並
7. WR デマリアス・トーマス
3月14日に4ミリオンのオプション・ボーナスが発生し、これにより今後2年間で22.5ミリオンを払うことになる。もしチームがボーナスの支払いを却下した場合、残りの契約は破棄され、トーマスはFAになり、12ミリオンのキャップヒットは無くなる(おそらく7ミリオン以上を節約できる)
トーマスは大きな落球が目立ち、QBペイトン・マニングが引退してからは同じ選手ではなくなっている。
しかし、キャップを大きく節約できるとはいえ、オプション・ボーナスを払わないという選択肢はないと思われる。チームには新しいQBが必要であり、そのためにはエースレシーバーの存在が不可欠になる。
放出確率:低い
計算上では、WRデマリアス・トーマスと、WRエマニュエル・サンダース以外の5人を放出した場合、サラリーキャップから24ミリオン以上を節約できます。
これを元からある26.8ミリオンと合わせれば、およそ50ミリオン以上の空きとなり、もしデマリアス・トーマスが契約の見直しに応じれば、さらにキャップの余裕を作ることも可能です。
はたしてチームがどう動くのか、注目したいですね。