今年もアナリストのドラフト評価を確認しておきたいと思います。
なんと王者ペイトリオッツ(N.E)が評価1位という結果に。
3巡以下の4つしか指名していないのに、なんで1位なんだーという声もあるかと思いますが、1巡と2巡指名権をトレードしてWRブランディン・クックスとDEコニー・イーリーを獲得した上に、3巡でLBデレク・リバース、OTアントニオ・ガルシアといったバリューのある指名も決めており、総合的に高評価となっているようです。
そして次は、49ers(S.F)が2位。
新人GMジョン・リンチの手腕はどんなもんかと思われましたが、ベアーズを相手に全体2位から1つトレードダウンして複数の指名権を獲得しつつ、3位で目当てのDTソロモン・トーマスをしっかりと獲得。さらに、1巡下位で再トレードアップして、LBルーベン・フォスターも指名するというドラフトを見せました。
余談ですけど、MMQBにある49ersのドラフト記事が面白いです(リンチとエルウェイがメールでやり取りしてたり。4巡RBジョー・ウィリアムズ指名の裏話とか)
3位は、LAに移転したチャージャース(LAC)!
1巡でWRマイク・ウィリアムズ、2巡でOLフォレスト・ランプ、3巡でOGダン・フィーニーを指名し、オフェンスの補強に成功。特に2巡のランプはスティールという評価で、3日目にはDBのニーズも埋めているようです。
マネーボールのブラウンズ(CLE)は4位。
全体1位で大本命のDEマイルズ・ギャレットを指名。さらに15位からトレードダウンして来年の1巡をもらい、25位でSペッパーズ、29位でTEヌジョクと、1巡で即戦力クラスを3人も獲得。2巡のQBカイザーは賛否ありそうですが、これだけやれば高評価も納得ですね。
一方で残念な評価のチームは・・・
昨年QBゴフを指名した時のトレードで、1巡指名権がありませんでした。2巡ではトレードダウンしてTEジェラルド・エバレットを指名しましたが、ややリーチという評価もあるようです。1巡がなかったので仕方ないですが、攻撃の即戦力を指名できなかったという意見もあり、CBを補強できていないことなども評価に影響したようです。
そして最下位は、ベアーズ(CHI)ということに。
今年の3巡&4巡と来年の3巡を支払って、全体3位から1つ上がり、2位でQBミッチェル・トラビスキーを指名したことは波紋を呼びました。
結果論ではありますけど、そもそもトレードアップする必要がなかったのではという指摘もされてますね。また、他の指名も(2巡のTEアダム・シャヒーンなど)マイナー大学の選手が多い点もマイナス要素になっているようです。
とはいえ、もしQBトラビスキーがアタリなら、この評価も大逆転になりますね。
あ、ブロンコス(DEN)はちょい低いですけど、まあこんなもんでしょうか・・・
毎回同じことを言ってますけど、ドラフトの評価はあまりアテにならないので、こんな評価かーと思いつつ、数年後に見直して楽しむのが良いのかなと思います。